2013年03月31日

「 濃厚ポルチーニソースのハンバーグ&クリームコロッケ 」

2012年11月04日(日)
杉劇リコーダーずの練習の後、京急・杉田駅前のGUSTOでランチを取る事にしました。
頼んだのは、写真の「 濃厚ポルチーニソースのハンバーグ&クリームコロッケ 」です。
¥699.-( 税込み¥733.-) 691kcal / 塩分3.6g

ハンバーグの上には、しめじがいっぱい乗っています。
ポルチーニソースの上には、パセリとクリーム。
クリームコロッケにはタルタルソースが掛かっています。
タルタルソースと、ポルチーニソースがお皿の中で混ざってしまって、大変エグイ事になってしまっております。(>о<)

付け合せには小判型のポテトが2つ、ブロッコリー、カリフラワー、コーン。
フェアAセット300円( 税込み315円 )も付けました。
北海道産男爵ポテトか、ミニサラダが選べます。
二へドンはミニサラダを選びました。
ミニサラダは、レタス、トマト、青菜、黄パプリカの構成です。
セットにはこの他、ライスと本日の日替わりスープが付きます。
今日のスープの具は、わかめとモヤシでした。

メニューの説明文を転記しておきましょう。
「 秋の味覚、ポルチーニを使った濃厚ソースが
  ハンバーグの味わいをより一層引き立てます。 」
いや、二へドンが思うに、GUSTOのハンバーグは、そのまま焼いただけの方が美味しいですよね?
このメニューは、ハンバーグの上にしめじが乗っていますが、しめじじゃなくて、
焼いた舞茸の方が美味しいのでは? と思ってしまいました。
焼いた舞茸と、大根おろしで食べてみたいと思いました。

ポルチーニと言うのは、「 ヤマドリダケ 」と言う香りの良いキノコで、
イタリア料理、ポーランド料理によく使われる素材です。
イタリア産は10%のみで、ポーランド産が90%も占めているそうです。

ポルチーニソースが、濃厚と言うよりは、全体がべチャべチャした食感で、
二へドンは苦手でした。
スライスしたポルチーニを、焼いた物をハンバーグの上に乗せた物の方が絶対に美味しいですよ。
今度、自分の家で作ってみたいですよ。

***** 「 「 濃厚ポルチーニソースのハンバーグ&クリームコロッケ」 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 02:29Comments(0)グルメ

2013年03月31日

ペルショワール・カフェの「 しょうが焼きランチ 」

2013年11月03日(土)
東京駅の八重洲口中央改札を出て左手に向かうと、直ぐの所に有る小さなカフェです。
小さいのですが、従来の東京駅構内のお店に比べると、実に乙女チックなカフェなのです。
それが「 PERCHOIR CAFE 」( ペルショワール・カフェ )です。
ペルショワールとは、フランス語で「 止まり木 」の意味だそうです。

お店に入ったの葉13:20です。
ランチメニューが有るので、その中から写真の「 しょうが焼きランチ 」¥880.-を頼んでみました。
コーヒーは¥70.-で付けられます。 つまり合計金額が¥950.-になるのです。
東京駅至近のロケーションで、ランチが1,000円以下なら御の字ですよね。

頼んでから、運ばれて来るまで大分時間が掛かる様な気がしましたが、
それは二へドンがかなり空腹だったからの様です。
実際に運ばれて来たのは注文してから8分後でしたから、早い方でしょう。

プレートの上にしょうが焼き( 豚肉と玉ねぎのシンプルな取り合わせ )、
サラダ( レタス、キャベツ、千切りの人参、パセリ )、スパゲティサラダ、ポテトサラダが
乗っています。
見た目はシンプルですが、味は美味しいです。

お茶碗のご飯が少ないのが残念ですが、( 普通のカフェに有り勝ちな事ですよね。)
でも新米が使われていた様です。 ふっくら、つややかなお米が美味しかった!
カップの中にはお味噌汁。( わかめ、海苔 )
二へドン選手、10分で完食です!! はひ~。 美味しかったよ~。

コーヒーは、70円の割には、喫茶店で380円は取る様な、ちゃんとした分量です。
よくランチのサービス・コーヒーは、デミタス・カップの小さい奴が来たりするんですがね。
食後のコーヒーはたっぷり飲みたいですよね。

店内は、逆L字型の小ぢんまりとしたフロアです。
ほぼ満席状態で混んでいる様でも、客の回転が速いので、直ぐに席に案内して貰えます。
テーブルも配膳台も、ユーズド家具のテイストで落ち着けます。
こんな cafe が横浜にも有ったらいいのに。

スタッフは全員20代(?)の女性達。
グレーのポロシャツに黒ズボンや黒いジーンズ、黒いロングのギャルソン・サロンを身に
付けています。
彼女達のサービスがてきぱきとしていて感じがいいです。
スタッフ達が、お店の柔らかい雰囲気作りに貢献しています。

席に着くと、先ずお水がサービングされます。
3分程してから紙ナプキン、お箸、紙おしぼりがテーブルの上に置かれました。

また行きたいお店です。 今度はスイーツを食べてみたいです!

***** 「 ペルショワール・カフェの「 しょうが焼きランチ 」 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 00:29Comments(0)グルメ

2013年03月27日

デヴィッド・ボウイ・カフェ

2013年03月13日にイギリスのイケメン・ロッカー デヴィッド・ボウイが、新しいアルバム「 THE NEW DAY 」をリリースしました。
そのプロモーションで、銀座 SONY ビルの PUB CARDINAL が 「 DAVID BOWIE CAFE 」として営業しています。
当初は、03月24日までだったのが、余りの人気で、03月31日迄、延長されたのです。

先日、孤高の詩人ロッカー高井つよしさんが、twiwwer に「 ベルリン三部作 」のCD の写真をアップしていました。
お店の名前はアップされていませんでしたが、ニヘドンはピンと来ました。
「 ははん。デヴィッド・ボウイ・カフェだな。」
でも、もう終わってしまった筈なのに、何で行かれるんだろう?
調べてみて、03月31日迄の延長を知ったのでした。
「 じゃあ、ニヘドンも行ってみよう!」
有言実行のニヘドンは、早速やって参りました。
DAVID BOWIE CAFE スペシャル・メニューの「 シェパードパイ & 黒ビール ハーフパイント 」のセット 1,100円を頼みました。
スパゲティ 1品が 1,450円のお店ですから、このセットは妙にお得です。
この値段では、シェパードパイは、ミニミニサイズなんだろうなぁと思ったら、直径 13cm の円形のグラタン皿に出て来て、全部食べたらもうお腹いっぱいです。
実にお得なセットにありつけて大満足です。
フィッシュ&チップスも食べてみたいですが、その定番メニューは、DAVID BOWIE CAFE が終わった後でも楽しめますので、また次回の宿題です。

某氏に依ると、ナポリタンスパゲティは美味しくないけど、ピンチョスは美味しいと言う事です。
とても素敵なお店なので、またデートで利用したいです!

お店は40席位の小ぢんまりしたサイズで、真っ赤な椅子やソファーが鮮やかです。
ガラス窓に掛かっているカーテンも真っ赤です。

ニヘドンがお店に入ったのは 15:25 でしたが、超混み。
少し待って、1人だったのでカウンター席に潜り込みました。
予約して来る人も大勢いる様です。

シェパードパイは、グラタン皿に山盛りのマッシュポテト。
その上にカレー味の挽き肉が乗り、チーズですっぽり覆われ焼き上げられて出て来ます。

仄かに香るカレー風味が絶妙で、実に美味しく頂けました。
黒ビールのギネスは、黒酢の様な酸味が有り、ハーフパイントの容量が下戸のニヘドンにはピッタリのサイズ!
何とも素敵なランチとなりました。

バーカウンターのバーテンさんが注文を取ってくれたり、料理を出してくれたりしたのですが、とても親切な物腰で気に入っちゃいました。
初めて来るお客さんにリラックスして貰えるって、実にいいサービスですよね。
思い切って来て良かった!

バーカウンターの上部にはボウイの今迄のレコードジャケットの写真が額に入れられて飾られています。
ニヘドンの真上には 「 ZIGGY STARDUST 」の写真。
その隣は 「 ALADDIN SANE 」です。
写真集もバーカウンターに置かれていますが、これは世界に 1,000冊しかない希少本。
「 盗られないでね。」と言われたので、クリアボックスの中に納めたそうです。
昼間は、「 昔ボウイを聞いていました。」と言う様なオバチャン達が押し掛けて来ます。
孤高の詩人ロッカー高井つよしさんが夜来た時は、女の子達が何人かいて写真を撮っているだけだったそうですから、夜行った方が空いているかもしれませんね。

高井つよしさんは、お店で 2004年の来日公演の映像を見たそうですが、今は上映はありません。
音楽だけが流れています。

天井からは、ランプシェード型の電気が下がり、いいムードです。
オバチャン曰く「 デヴィッド・ボウイってオヂサンよね? 」。
いえいえ、オヂイサンと言っても間違いではありません。(笑)。
そして彼女達の話題はエイちゃんへ。
デヴィッド・ボウイ・カフェでエイちゃんですか!?

英国パブだけに外国人のお客も多く、イギリス人の家族4人がいて、パパと幼女がお手洗いに行きました。
そこで幼女が大声で泣き叫び続け、何事が起こったのか、想像を逞しくしてしまいました。
デブッチョの白人のオヂサンは、帰り際、ニヘドンに微笑みかけて行きました。
何? 快獣ブースカの事知ってるの?

常連客とマスターが話をしている内容が面白かったです。
客 「 今、デヴィッド・ボウイ フェアは、どういう流れなの? 」
マスター「 SONYミュージックからやらないかって言われたの。」
客「 ああ、そういう流れか。 じゃあ次はローリングストーンズかな?
   ビートルズかな? 」
マスター「 SONYミュージックと契約しているアーティストじゃないと駄目でしょう。」
客「 ああ、そうなんだ。 デヴィッド・ボウイのファンって、もういい年の人達でしょ?
   80年代だっけ? 」
マスター「 いや、若い人も来るんですよ。 このイベントで売り上げが1日に12万円
       増えましたからねえ。 そこに、写真集が有るんだけど、世界に1,000部
       しか印刷していない物だから、盗られないようにねって言われて、
       それでケースを買って来た訳よ。 」
二へドンハ耳をダンボにして聞いてしまったのでした。

店内で音楽を聴くなら、トイレがお勧めです。
個室が1個しかなく、男女兼用なのが残念ですが、便器の真上にスピーカーが有り、
フロアーよりも大きな音量でクリアに聞こえるのです。
あまり素敵な音響のトイレなので、しばらく座って音楽を聴こうと思いましたら、
外からドアを開けようと、ドアノブをガチャガチャ回す奴がいるの。
ドアノブに赤い色が出ていたら、使用中だって、見て分からないのかしら?
全く失礼ね!!って思って外に出る時にムッとした顔で、外に立っていた男を
睨みつけてやったら、イギリスの青年で、ちょっと恥ずかしかったわ。

色々面白かったので、David Bowie Cafe が終了した後でも、
また行ってみたいお店なのでありました。

***** 「 デヴィッド・ボウイ・カフェ 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 16:58Comments(0)グルメ

2013年03月25日

みなとみらい・ こんなデートプランは如何?

写真は、桜木町の「 汽車道 」から撮影したランドマークタワー。

二へドンのマイミクに、「 ちびのりだー 」さんと言う人がいます。
彼女も二へドンも、「 UK - Japan 」の公式ブロガーだった為、様々な
「 UK - Japan 」のイベントを通じて知り合いました。
ちびのりだーさんは2011年に
カンボジアに移住しました。
その彼女が、2月下旬より日本に
一時帰国をすると言うので、
会う事にしました。

ちびのりだーさんと1日デートをしたプランが、
最高に楽しくて、ちびのりだーさんも
とっても喜んでくれたので、
日記に書いてみる事にしました。
皆さんも、是非デートプランの参考にしてみて下さいね!

****************

2013年03月24日(日)
天気 : 薄曇り。 寒い。 とっても寒かった!

11:30 桜木町駅改札外で待ち合わせ。
      ランドマークプラザまで歩く。
11:50 ランドマークプラザ「 at ! 」地下1階の
      タイ屋台料理店「 ゲウチャイ 」にてランチ。
      * パッタイゲウチャイ ¥800.-
      * 名前不明の汁麺  ¥750.-
      * スープ レック ¥100.-×2人分=¥200.-
      合計 ¥ 1,750.-
      エスニック大好き人間なら泣いて喜ぶ本場の味!
12:30 ゲウチャイを出る。
12:40 ランドマークプラザ5階「 ジラフ 」にてティータイム。
      チャイラテ ¥380.-×2人分=¥760.-
      窓側のカウンターに並んで座れば、大観覧車コスモクロックや
      みなとみらい地区の海の風景を見ながらティータイムが
      楽しめます。
      チャイラテは、「 Mighty Leaf 」の「 BOMBAY CHAI 」の
      ティーバッグを使った本格派です!
      「 Lotus 」のカラメル・クッキーを1つ付けてくれるサービスが
      二へドンのお気に入りです。
13:30 ジラフを出る。
13:40 みなとみらいホール大ホールに到着。
14:00 「 廣江理枝オルガン・リサイタル 」を鑑賞。
15:55 リサイタル終了。
      徒歩にてブリリア・ショートショート・シアターに行く。
16:10 ブリリア・ショートショート・シアターに到着。   
      イベント開始までラウンジで雑誌を読んでのんびり。
      ラウンジではお茶や軽食が購入出来るので、ここでティー・タイムも可。
17:10 「 ショートショート・アカデミー Vol.5 」を鑑賞。
18:10 「 ショートショート・アカデミー Vol.5 」終了。
      徒歩にて YOKOHAMA BAY QUARTERへ。
18:45 YOKOHAMA BAY QUARTER 5階「 Atlantic 」にてディナー。
      シーフード・プラッター( 8種のシーフード盛り合わせ!)
      ¥3,000.-×2人分 = ¥6,000.-
      赤ワイン ロバーツ・ロック ¥800.-×2人分=¥1,600.-
      カモミールティー ¥600.-
      ホットコーヒー ¥500.-
      サービス料 ¥870.-
      合計 9,570.-
      美味しくて美味しくて、スタッフのサービスも良く、落ち着ける名店です。
20:55 Atlantic を出る。
      徒歩にて横浜駅へ。
21:10 JR横浜駅でさようなら。

今回のデートの必要経費。
2人分 TOTAL ¥12,080.- うわあお!! 安いよね!?
但し、みなとみらいホールでのコンサート・チケット、ブリリア・ショートショート・シアターの
チケット代は入っていないので、( 二へドンは裏技を駆使して無料だったのです。)
桜木町までの交通費も一緒に足してみて下さい。

このプランで、本当に楽しかったですよ!
横浜在住の二へドンでさえ楽しかったから、是非皆さんも参考にしてね!!

***** 「 みなとみらい・ こんなデートプランは如何? 」 ・ 完 *****    


Posted by ニヘドン at 14:08Comments(0)そぞろ歩き

2013年03月24日

Yasunao x Lilis concert  ・  後半

この記事は、「 Yasunao x Lilis concert  ・ 前半 」の続きのレポートです。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e897333.html

Yasunao x Lilis concert series #6
日時 : 2011年02月26日(土)
   14:30 開場 / 15:00 開演
会場 : 栄区民文化センター リリス
料金 : 一般 3,000円
出演 : 石田泰尚 ( いしだ やすなお ) / ヴァイオリン
中島剛 ( なかじま ごう ) / ピアノ
演目 : ルクレール / ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品9-3
フォーレ / ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13

〈 休 憩 1 5 分 〉

フォーレ / シシリエンヌ 作品78
ドビュッシー / 「 小組曲 」より 小舟にて
サン=サーンス / 交響詩「 死の舞踏 」
フランク / ヴァイオリン・ソナタ イ長調

アンコール : 1. ドビュッシー /  亜麻色の髪の乙女
          2. ラヴェル( コハンスキー編 )/ 亡き王女のためのパヴァーヌ
          3. ドビュッシー ( ハイフェッツ編 ) /
           ゴリウォーグのケークウォーク

********************

16:00 第2部の開始です。
石田様は黒いスーツに着替え、マイクを持って登場しました。
石田「 えー、今日はありがとうございます。
    えー、えー、中島君です。
    今年、中島君とは初の共演と言う事ですね。
    相変わらず上手いんで、楽しい。」
中島「 楽しいです。 そう言えば1週間前、誕生日だったでしょ?」
客席から拍手が巻き起こります。
中島「 そう言えば、この間、N響と一緒に演奏しました。」
石田「 仙台の方で、僕、誕生日の日にもオーケストラで、
    次の日にN響のメンバーと演りました。
    1st 4人、2nd  4人と言う小編成で『 愛の喜び 』とか
    有名どころで演りましたけど、あのー、やっぱり流石!
    流石ですね。 日本一ですね。
中島「 凄いですね。 その日本一のN響をバックに従えて。」
石田「 N響と言う事で、スーツに着替えまして、やっぱり、
    いつもの格好じゃね。 ま、ね!!
    後半もいっぱい曲弾かなきゃいけないんで、お楽しみに!!」
そして一旦、はけました。

再度、石田様が登場した時には、あれ? 上着を脱いで来ましたよ。
また、袖に切り込みの有る、オーバーブラウスだけで登場です。
石田様は中島さんの方を向いて念入りに調弦を行います。

後半の1曲目は、「 フォーレ / シシリエンヌ 作品78 」です。
石田様ったら、左手の人差し指と中指を立てているよ~!
この曲、二へドンがヴァイオリン教室のレッスンで今弾いている曲やねん!!
二へドンが大の苦手の所を正しく当たり前に弾いています。 ため息。
mf の所をまったく力まずに美しく弾く所は流石です!!

音量の大小は余り激しく出していないのに、メリハリが有るんです。
参った。 二へドン、降参です。

後半の2曲目は、「 ドビュッシー / 「 小組曲 」より 小舟にて 」です。
月光の雫の様な透明感にため息ばかり出てしまいます。
これを聞いたら、どんな悪党の心も澄み渡るでしょう。
最後のハーモニクスのフレーズで二へドンは泣きました。

後半の3曲目はサン=サーンス / 交響詩「 死の舞踏 」。
石田様は演奏前に念入りに調弦をします。
演奏が始まると、二へドンは客席で固まってしまいました。
石田様の余りの迫力の演奏に気おされてしまったのです。
こんな演奏をする石田様は、初めて聞いた様な気がしました。
神奈川フィルの定期演奏会でも、トリオ・リベルタでも、トリオ Beeでも、
YAMATO弦楽四重奏団でも、石田泰尚でも無い、全然別の演奏家が其処に居て
演奏を聴かせてくれている様です。
石田様、新境地を拓く!! って感じです。

うう・・・・・。 二へドンは興奮し過ぎて、この曲を弾く事を、自分の生涯の目標にしよう!
ととんでもない野望を抱いてしまいましたよ!
石田様が今までに聴かせてくれた名演奏は数々有ります。
例えば、フィリップ・グラスやシェラザード等です。
これ等の演奏の時にも、二へドンは魂を奪われたけれども、今日の演奏は、もうそれ以上!!
す・ご・い!!
ツィゴイネルワイゼンどころじゃ、ありません!!
 
後半の4曲目は、「 フランク / ヴァイオリン・ソナタ イ長調 」。
第1楽章 石田様は、じっと下を見てピアノの前奏が始まるのを待っています。
       前奏が始まると、ヴァイオリンを肩に当てて準備します。
       この曲を石田様が弾くのを聞くのは、二へドンはもう数度目ですが、
       最近、富に音が大人の渋さを増して来ましたよね。
       同時に切なさも増して来ました。

       ピアノの間奏の間、石田様は顎当てを持って、ヴァイオリンを逆さに下向きに持ちます。 
       巧く弾いてやろうなんて気負いが全く無く、じっと音と向かい合っている石田様の姿は
       好感度100億倍です!!
       石田様は、これから、あの1挺のヴァイオリンから、どんな宝石を跳び出させてくれるの
       だろうか?
       音の錬金術師・石田泰尚。

第2楽章  狂おしい旋律も以前よりずっと理知的に聞こえます。
        そうすると、尚更、狂おしさがくっきりと浮かび上がって来るから不思議です。
        もう二へドンは、「 私もヴァイオリン習ってま~す!」 なんて愚かな発言は
        出来ない様な、高みに石田様のヴァイオリンは昇ってしまっています。 
        あ~!! 石田様が、どんどん遠くに離れて行く~!!

        中島剛さんの気分ものりのりの様です。
        第1部では彼の上体は比較的動きませんでした。
        でも今は、上体が、ぐるんぐるん動いています。
        二へドンは、「 シドレミ、シドレミ 」と繰り返す部分が大好きなんですぅ。
        第2楽章の終わりで、何故か客席から拍手が起こります。

第3楽章 圧倒されてしまって、もう言葉が有りません。
       ヴァイオリンの弓って、結構幅が有るのですが、石田様の弓は、
       細い1本の銀の糸の様に見えます。

第4楽章 石田様のヴァイオリンは、音がストーリーを語る様になりましたね。
       1人の演奏家を追い掛ける楽しみは、その演奏家の細かい変化を
       感じ取る事が出来る事ですね。
       石田様は、もう単なる演奏家では無いのです。
       ヴァイオリンに語らせるストーリーテラーなのであ~る。
       例えば、一般の人は或る曲の中で、どうして「 ド 」の音の次に
       「 ミ 」が来るのか、そこを説明出来ないと思います。
       でも、石田様の奏でる音を聴いていると、そんなのは愚問だと
       よく分かるのです。 石田様の紡ぎだすフレーズ全体が
       ストーリーを語っているのです。
       そのストーリーに素直に耳を傾けよう。
       ああ! もう凄過ぎて椅子の背に自分の背中がべったりと張り付いています。
       もう、身体もへなへな状態なんです。

素晴らしい演奏会でした!!
でも、まだ有ります。 当然有ります。 カーテンコールを1回した後に、アンコールです!!
アンコールその1.「 ドビュッシー / 亜麻色の髪の乙女 」
       軽~い弓で、情緒たっぷりに聞かせてくれます。
       もの静かな曲ですが、上級テクニック満載の、二へドンには弾けない曲なのぢゃ。
       皆の者、石田様の卓越した演奏を心して聴くが良い。
       あ~。 二へドンは興奮し過ぎて、背中が熱いわ~。

アンコールその2.「  ラヴェル( コハンスキー編 )/ 亡き王女のためのパヴァーヌ 」
       石田様は、右つま先を上げて調弦をします。
       石田様の奏でる音の余りの美しさに涙がボタボタ落ちてしまった。

アンコールその3.「 ドビュッシー ( ハイフェッツ編 ) / ゴリウォーグのケークウォーク 」
       おっと。 石田様は楽譜を床に落としてしまいました。
       でも、演奏は最高でございました。

17:03 演奏会は終了しました。
でも、慌てて席を立っちゃ駄目!
ほら! 場内アナウンスを聞いて!
「 本日の公演は、これを持ちまして全て終了致しましゃしゃしゃ。 ~~~~~ 」
アナウンスの声は男声です。 
語尾がふにゃふにゃの状態で喋るので、客席から笑いが起こります。
そうです。 アナウンスをしているのは、事もあろうに、石田泰尚様なのです!!
演奏で疲れているだろうに、何とお茶目な事!!
「 またのご来場を心よりお待ち申し上げておにゃにゃにゃにゃ。 」( 笑 )

***** 「 Yasunao x Lilis concert  ・  後半 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 23:30Comments(0)コンサート

2013年03月23日

「 代理教師 」


ブリリア・ショートショート・シアター
「 観客ベストショート・プログラム① 」
上映期間 : 2008年12月29日(月)
       ~ 2009年01月05日
上映プログラムの中で観客の人気投票で
1位を取った作品のみを上映。

鑑賞日 : 2008年12月29日(月)
邦題 : 代理教師
英題 : The Substitute
制作国 : イタリア( SKY CINEMA )
制作年 : 2006年
上映時間 : 16分
種別 : コメディ

**************************

初めてこのショート・フィルムを見た時は、二へドンは
そんなに好きな映画だとは思えませんでした。
突然教室に現れた「 代理教師 」だと名乗る男が、
子供相手にやりたい放題のしっちゃかめっちゃかをするからです。

教師は子供の手本にならなければならないと思っている人には
眉を顰め過ぎて、眉毛が団子になってしまいそうなご狼藉なのです。

でも、この作品は、その後も随時、様々な上映プログラムに
組み込まれたので、二へドンはもう5~6回はこの作品を
見ました。
見る度に、飽きるどころか、この作品の持つ深いペーソスに
じんわりと感動を呼び覚まされて来たのです。
見れば見る程、感動が深まる、これもショートフィルムの醍醐味ですね。
2時間以上の長編は、そう度々は見る時間が取れませんからね。
上映時間が短いからこそ、何度も鑑賞する事が出来る。
観る度に、鑑賞の度合いが深まって行く・・・・・・。

学校の様子が、お国柄が出ているのも非常に興味深いです。
そして、お気楽な人々が呑気に住んでいる様なイメージの
国、イタリアでも、大人たちは、自分の望まない世界でも
我慢して働いて生きているんだと言う事が分るのも一興です。

イタリア人でも、No( ノー!) と言うには勇気が要るんだね。
日本人! 大丈夫だ! 外国人だって勇気を持ってNo! と言っている!
日本人も頑張ろう!!

******************************

[ あらすじ ]

廊下を歩く足音が聞こえる。
撮影カメラは学校の廊下を進んで行く。
様々な生徒の様子が映し出される。

或る教室から教師の怒鳴り声が聞こえて来る。
教室の中では、生徒達が好き勝手な事をしている。
そこへ黒いスーツにネクタイをした男が入って来る。
「 100人を教育するには、1人を罰しろ。」
男は代理教師らしい。

代理教師は、断固とした専制君主の迫力で、
次々に生徒達を有無を言わさず、自分の命令下に置いて行く。
成績簿に記入する点数で、生徒達を意のままに動かして行く。
デルピエロのサイン入りボールを持っていた生徒からは、
そのボールを没収してしまう。
ミサンガを編んでいた女子生徒からは、
自分もミサンガを手首につけて貰う代理教師。

デブの生徒がクリームドーナツを隠し持っているのを発見。
代理教師はそのクリームドーナツを自分の耳に当てる。
「 声が聞こえる。 僕に食べて欲しいって。」
ドーナツを食ってしまった先生に、1人の生徒が
「 先生、ティッシュ要ります? 」と声を掛ける。
すると教師は、感謝するどころか、ごますりだと生徒を非難し始める。
他の生徒達も、「 あいつはいつもごますりだ!」 の大合唱。
教師は、その生徒に「 ごますり蛇 」の真似をする様に命令する。
その生徒の名前はバーバ・ブランコ。
見事にごますり蛇の真似をしたバーバ・ブランコに教師は成績簿に
3の数字を記入する。

代理教師「 カヴェルナ・・・・・ カリフラワー頭か。 カリフラワー頭の羊をやれ!」
カヴェルナは言われた通り、羊になったつもりで教室内を突進する。
代理教師「 9 。」

次に教師は手帳に何やら書き付けているロングヘアの女の子に目を留める。
代理教師「 何を書いているんだ? 」
女の子 「 詩です。」
代理教師「 見せてみろ。」
女の子は黙って答えないが、やがて小さな声で「 No. 」と言う。
女の子は片手で髪をかき上げる。
代理教師は、見せてくれれば点数をやると、女の子を懐柔しようとするが、
女の子は毅然と「 No. 」と言い続ける。

戸棚に隠れた男子生徒がいる。
すると代理教師は、他の生徒達に、「 戸棚を揺すれ 」と煽る。
そこへ、教室に別の先生が入って来る。
「 失礼ですが、貴方は? 」
代理教師は窓から逃げ出してしまう。

代理教師は、隣の建物の裏手に有る入り口へ回る。
秘書の女性が金切り声を上げて、代理教師の男を呼んでいる。
彼は、実は代理教師でも何でもなくて、弁護士だったのである。
彼の弁護士事務所と学校は向かい合わせに建っているのだ。

中国から来た会長が、男の持っていたデル・ピエロのサイン入りボールを欲しがる。
会長はデル・ピエロの大ファンだと言う。
会長「 くれたら君には、それだけの事をさせてもらうよ。」
ためらった挙句、男は言う。「 No. 」

クレジット「 行動する難しさに悩む全ての人に捧げる。」

子供達の喋り声が聞こえる。
エンドロール。

***************************

ふーん。 Noと言えないのは日本人に限った事ではないのね。
大人の皆さん、頑張って NO! と言いましょうね!!  


Posted by ニヘドン at 18:26Comments(0)映画

2013年03月23日

007の映画を見て、男と女について考えた。

2013年03月23日(土)
写真は、随分長く見える野良猫ちゃん。
今朝はアキバシアターでプレミアム・ブルーレイ試写会に出掛けました。
上映作品は 「 Never Say Never Again 」でした。
この作品は 007シリーズの番外編として初代ボンドのショーン・コネリーが出演した作品で、最初から最後まで、きっちり見たのは、ニヘドンはこれが初めてです。

視界に入ったイイ女は、取り敢えず1回は寝てみると言うボンドのプレイボーイ振りは流石です。
でもボンドがプレイボーイでいられるのも、積極的に応える女達がいるからこそ。
何処かの日出る処の婦女子の様に、曖昧なニヤニヤ笑いを浮かべてなんかいません。
来る。来る。誘う。誘う。
映画の中で、ボンドに「 上手なんだね。」と誉められた女性は、こう答えます。
「 上手なのは他にもあるわ。」
オトナですね〜。
日本の女は、大抵、「 いえ、そんな事無いです。」と答えるのが関の山ですよね。

ニヘドンも、この「 上手なのは他にもあるわ。」を今度使ってみようと思いました。
でも直ぐに考えを改めました。
だって、日本の草食男子に、この台詞が通用するなんて事は考えられません。
では、日本草食男子にこの台詞を言うとどうなるかシミュレーションしてみましょう。
ニヘドンのお相手をしてくれるのは強力ボンド氏です!

強力ボンド「 お上手ですね。」
ニヘドン 「 上手なのは他にもあるわ。」
強力ボンド 「 お習字とかですか? 」
ニヘドン 「 は? ( 何言ってるんだ、こいつ。)
いえ、お習字はちょっと…。
私、筆持ってないし。」
強力ボンド「 あ、そうなんですか? 僕はね、小学校の時のお習字セットをまだ取ってあるんですよ。」
ニヘドン 「 あら、随分物持ちがよろいしのね。
さぞかし、立派な筆をお持ちなんでしょうね。」
強力ボンド「 ええ。僕の母が、子供の頃から道具は最高級の物を使わせるべきだと言う考えの人で。」
ニヘドン 「 ( 何だ。マザコン男かよ。)o(`へ')○☆パンチ!」
みたいな展開になるのは目に見えてますね。

しかして現実はどうか。
試写会の後、ヨドバシカメラ8階の「 インドカリーダイニング Cobara Hetta 」でランチを食べたので、隣の夫婦を観察してみました。

旦那さんは秋葉原人の様です。
電化製品について激しく持論を展開しています。
「 …の方が拡張性があるから。
テレビボードはイケアの安いのでいいから。なんたらかんたら…。」
その間、奥さんは相槌を打つでもなく、ずっと下を見て黙々と食べ続けています。
そうこれが、日本の典型的な夫婦の姿だと思います。
二人が盛り上がる話が出来ない。

旦那さんは、あっという間に食べ終わり、奥さんが食べ続けている間、腕組みをしてじっと奥さんを睨んでいます。
飽きたのか、その内、何かの取り扱い説明書を読み始めました。

次に別の夫婦が座りました。
旦那さんは背を丸め、ペチャペチャと犬食いを始めました。
ニヘドンは女に生まれたからには、100人斬りの悪女になってやろうかと思う気も有りますが、この犬食い男子はお断りです。
全然格好良くないです!
映画の中で、ボンドと美女は、こんな会話も交わします。
「 まだ遠いのかな?」
「 遠いわよ。時間はたっぷり有るわ。」
そしてボンドお決まりの事に及ぶのでありますが、
非ボンド氏には、ニヘドンはこう言わざるを得ません。
「 いえ、私、全然時間が無いんで、すみません。
遠いとか近いとか、そう言う問題ではなく、私、忙しいんで、すみません。失礼します!!」

はぁ〜。
ジェームズ・ボンドは永遠の夢なのかしら?

  

Posted by ニヘドン at 14:45Comments(0)

2013年03月21日

RAKERU特製 煮込みソースのオムライス

2011年10月13日(木)
RAKERU( ラケル )に行きました。
注文したのは写真の
「 RAKERU特製 煮込みソースのオムライス 」
¥980.- ( 税込み¥1,029.-)です。

オムライスのライスはカレー味で、
みじん切りの人参とコーンが入っています。
オムライスの上にはビーフブラウンソースが
たっぷりと掛けられています。

ゆでたじゃが芋は、丸ごと1個に十文字の切込みを
入れてお皿に乗せられて来ます。 大迫力!
添えは、サラダ菜、クレソン、人参、紫キャベツ。

コーンスープには、ハト麦が散らしてあって、
とっても美味しいです!!

48年前にラケル創業者が考案したラケルパンも
付いて来ます。
ラケルパンの切込みにはバターがたっぷり乗っています。
塩味がくっきりとした、二へドン好みのバターです。

店内のBGMはインストゥルメンタル・ジャズ。
ドリンクが付いて1,029円と言うのは、首都圏では格安と言っても良いと思います。
ああ、この記事を書いていたら、また RAKERUに行きたくなっちゃった!
上大岡の京急百貨店の地下にも。RAKERUがオープンしたんですよねえ。
今度行こうっと!

***** 「 RAKERU特製 煮込みソースのオムライス 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 22:26Comments(0)グルメ

2013年03月20日

2011年05月 大阪旅行の総決算

この写真は、記事とは関係ありません。
横浜市保土ヶ谷区の児童遊園地にお住まいの
野良猫太郎さんのお写真です。
ゆっくり日向ぼっこって、野良猫冥利に尽きますね!

*********************

2011年05月20日(金)~23日(月)の大阪旅行の全てをまとめます。

2011年05月20日(金)
17:41 狩場東バス停より
      横浜市営バス 212系統 
      保土ヶ谷東口行きに乗車。
      運賃 210円。
17:51 東口商店街バス停にて下車。
17:58 JR 保土ヶ谷駅より
      横須賀線に乗車。
18:01 横浜駅にて下車。 
      保土ヶ谷 → 横浜 130円。
18:25 MOVILにて「 パイレーツ・オブ・カリビアン 」を鑑賞。
      レディース・デーの為、映画料金 1,000円
21:00 ネットカフェ・ポパイ横浜西口店に入店。
      3時間パック 630円。
23:15 ネットカフェ・ポパイを出る。
      横浜駅西口・天理ビルを目指す。
23:20 バスに乗車。
23:40 JJライナー 出発。
      二へドンの隣りの席は空席でした。 ラッキー♪
      でも、このバス会社、厳しいわ。 禁酒、禁煙、食事も駄目だって!
23:50 高速に入り、消灯。

2011年05月21日(土)
00:45 足柄S.A.に到着。
      お買い物 - ☆ わさびラムネ 160円。
               ☆ ダイドー柚子よろし 120円。

01:05 足柄S.A. を出発。
02:58 浜名湖S.A.に到着。
      お手洗い休憩のみで、売店は見られませんでした。face13
      結構ストイックなバス会社なのかしら?
03:10 浜名湖S.A.を出発。
05:10 草津P.A. に到着。
      外はすっかり明るくなっていました。
      バスの窓ガラスは、結露しています。
      外の気温が低かったんだ!?
05:20 草津P.A. を出発。
05:50 京都駅に到着。
06:40 梅田着。

この後の様子は、以下のブログ記事を参照して下さい。
「 大阪に着いたっ! 」 2011年05月21日アップ。
   →  http://nihedon.hama1.jp/e909150.html
「 第7回 大阪国際室内楽フェスタ予選第1日目 」 2011年05月21日アップ。
   →  http://nihedon.hama1.jp/e909191.html
「 海鮮旬菜『 うつぼ浪漫亭 』の『 和風レディースセット 』」 2011年11月アップ
   →  http://nihedon.hama1.jp/e934373.html
「 大阪・本町通りを歩いてみよう 」 2011年05月22日アップ。
   →  http://nihedon.hama1.jp/e909318.html
「 LA PASSOのランチ B set 」 2011年12月03日アップ。
   →  http://nihedon.hama1.jp/e935995.html
「 トルコ料理 『 パシャ 』」 2011年05月23日アップ。
   →  http://nihedon.hama1.jp/e909431.html
「 御堂筋を北上してみよう! 」 2011年05月25日アップ。
   →  http://nihedon.hama1.jp/e909982.html
「 御堂筋を北上してみよう! 」 2012年11月16日アップ。
   →  http://cinemamusicgroumet.hama1.jp/e993468.html

18:00 いずみホールから歩き始める。
18:20 森ノ宮駅に到着。
18:27 中央線に乗車。
   森ノ宮 → 本町 200円。
18:33 本町駅に到着。
18:50 シティルートホテルにチェックイン。
   レンタル PC 1,000円。
   シャワーを浴びて気分さっぱり。
19:30 ホテル近くのライブハウスに行ったら、今日の出演者は 「 think think 」。
   ライヴは19:00~だった。
   チャージ 3,000 円で途中から入るのは高いな。ちょっと無理。
   出演者が高井つよしさんだったら、最後の5分でも入るけど。
19:40 LAWSON 靭本町( うつぼほんまち )店に入る。
   ☆ ポケットおやつ ゆずのまんま 120円。
   ☆ ボンチあげ 53円 × 2袋 = 106円。
   ☆ UCC カップコーヒー 2人用 113円。
   総計 339円。

**************

2011年05月22日(日)
21:58 大阪・中津モータープールより高速バス出発。
22:50 京都駅に到着。
22:57 京都駅を出発。
23:25 草津P.A.に到着。                  [ ニヘドンが買ったもの ]
 ここのうどん屋、安いよ!             ☆ あおばな茶 500ml PET 150円。
 ちらし 200円! ミニうどん 100円!       ☆ 大根あっさり漬け 315円。
23:55 草津 P.A . を出発。              ☆ 生八つ橋 370円。

2011年05月23日(月)
02:25 遠州豊田P.A. に到着。
02:40 遠州豊田P.A.を出発。
04:55 海老名S.A.に到着。
      売店は工事中で、ほんの小さな一画のみ営業中。 つまんない。
      大雨が降った後で、空には怪しい黒雲が立ち込めている。
05:15 海老名S.A.を出発。
05:55 横浜に到着。
06:05 「 すき家 」にて「 とん汁朝食セット 」 350円を食べる。

赤い数字の合計金額 ¥4,974.-

***** 「 2011年05月 大阪旅行の総決算 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 00:34Comments(0)旅行

2013年03月16日

「 100歳の少年と12通の手紙 」

邦題 : 100歳の少年と12通の手紙
鑑賞日 : 2011年02月02日(水)
映画館 : Cinema Jack & Betty
本日の予告編 : ☆その街の子ども
          ( 音楽:大友良英 )
         ☆Ricky
         ☆白いリボン
字幕 : 松岡葉子

******************

フランスの病院で小児白血病の為
余命12日の宣告を受けた10歳の
少年オスカーは、腫れ物に触る様な態度の
両親や主治医に心を閉ざしてしまう。
宅配ピザ屋の女主人ローズには心を開くのを
知った病院長は、ローズに毎日ピザを
注文するからオスカーに毎日会ってくれる様に頼む。
ローズはオスカーに1日を10年と考えて過ごす事、
毎日神様に手紙を書く事を提案。
オスカーはそれを実行する。

この手のストーリーを日本が製作すると、
お涙頂戴の鼻持ちならない作品になりがちだが、さすがおフランス。
客観的な視点と、静かなユーモアで、いい感じに仕上げている。
子役のアミール・ベン・アブデルムーメンが実にいい!

************************

オーケストラの音出しみたいな音が聞こえて来る。 その音がうねる。
「 やろう! 」子供の声が聞こえる。
廊下を歩く革靴の音がする。

子供たちが囁きながら、何やら仕掛けを作っている。
先生がドアを開けると、上から水が落ちる。
先生「 誰がやった? オスカー、君か? 」
オスカーは頷く。
先生が椅子に座ると、ブーブークッションがブー!と音を立てる。
先生「 次の仕掛けは? 」
オスカー「 ノート。」
先生 「 何も無い。」
先生がパタンとノートを閉じると、チョークの粉が濛々と舞い上がる。
オスカーはゴメット婦長の所に連れて行かれ、診察室でベッドに寝る。

デブの友達がオスカーに「 両親が来た。」と知らせる。
オスカーは上から「 ママ。パパ。」と呟く。
両親は何処かの部屋に入ってしまい、オスカーはよろよろしている。
その時、赤い服の口の悪いマダムとぶつかる。
オスカーは、デュッセルドルフ医師と両親が話しているのを外から立ち聞きする。
オスカーの骨髄移植が上手く行かず、もう助からない事を聞き、母は泣く。
誰かが廊下をやって来るので、オスカーは慌てて倉庫に入ると外からロックされてしまった。

オスカー、オスカー、と呼ぶ人々の顔が次々に浮かんで来る。
メイドの黒人がドアを開け、オスカーは叫ぶ。
オスカーはピンクの服を着た人に何を見たのか話せと言われる。
看護婦達は、ピザの配達に来た女だと話す。
看護婦は電話を掛ける。
相手は Pinky Pizza。

マダムのローズは病院に行く。
医師はローズとオスカーを二人で話をさせる。
医師はローズを部屋に押し込みドアを閉める。
オスカー 「 本当にプロレスラー? 」
オスカーはニットの帽子を取る。と、坊主頭。
オスカー 「 何に見える? 」
ローズ 「 火星人。泣くのを我慢すると癌になるの。」
オスカー 「 誰も僕が死ぬと言わない。」
ローズ 「 ご両親は? 」
オスカー 「 臆病者だ。 また来て。 oui と言って。」

ローズは医師に抗議をする。
ローズ 「 病院は嫌い。 病人は怖い。」
医師 「 毎日ピザを配達に来て。 ついでに彼と話す。」
ローズ 「 汚い手だわ。」

ローズは配達トラックに乗って帰る。
ローズは夜、彼氏の所に泊まる。
ローズ 「 離婚したのは自立する為よ。」
ローズの彼氏はプロレスラー。

翌朝、ローズはピザを沢山配達する。
ローズ 「 その内、私が鬱病で治療を受けるかも。」

オスカーのデブの友達のイヴは9歳で体重が 98 kg。
ローズの彼氏が、ファンから貰った水の中のリングのオーナメントを渡す。
中のリングで、ローズがピンク色のリングスーツを着て登場。
リングネームは「 ラングドックの絞殺魔 」。
対戦相手はアマゾネス。
胸に弾丸を仕込んだオランダ女。
ローズは宙を飛んで現実の世界に戻る。

ローズ 「 先生が毎日来ていいって。」
オスカー 「 どの位来るの? 」
ローズ 「 12日間。」
オスカー 「 僕、そんなに悪いの? 」
ローズ 「 1年の最後の12日間で来年の天気を占うの。」
ローズのママは派手派手のドレスメーカー。
デュッセルドルフ先生がローズに電話を掛けて来る。
ママ 「 父さんが亡くなって今日で 1998日。」

翌朝、ローズは雨の中、トラックでピザを配達する。
オスカーは部屋で退屈している。
ローズ 「 手紙でも書けば? 神様とか。」
オスカー 「 サンタには騙された。」
オスカーは神様への手紙を書いてローズに渡す。
ローズはこの手紙を風船に括り付けて空に飛ばす。

水頭症の子はアインシュタインと呼ばれている。
ローズは手紙を医師に手渡す。
デブの子のポップコーンが、院内学級のクラスの子とゲームをしている。
ペギー・ブルーはチアノーゼ。( 青色病 )
彼女はオスカーのお気に入り。

ローズ「 告白したの? 」
オスカー「 火星人だよ。 毎晩、幽霊が僕らを起こすんだ。
正午になり、ローズはオスカーに言う。
「 もう15歳よ。 勇気を出して。 告白する年頃よ。」
オスカーがペギー・ブルーに告白しに行くと、デブ友のポップコーンに
「 僕が先だ。」 と邪魔をされる。

中国人と言うあだ名の女の子サンドリーヌが、自分のカツラを取って見せる。
オスカーはサンドリーヌとファーストキス。
サンドリーヌが噛んでいたガムがオスカーの口の中へ入る。
サンドリーヌ「 ガムを返してよ。」

オスカーの両親が面会に来る。
オスカーは、やたらと両親に突っかかる。
ポータブルCDプレーヤーと、くるみ割り人形のCDをプレゼントされ、オスカーはそれを聞く。
オスカー 「 もういい。疲れた。眠いんだ。」
パパ 「 もう帰った方がいいかな?」
ママがきつくオスカーを抱き締める。
「 ジュテーム。オスカー。ジュテーム。」

1人になったオスカーは泣く。
医師はオスカーの手紙に書かれた事を両親に伝える。
「 オスカーは親御さんに対し怒っています。」
パパがオスカーの手紙を音読する。

ローズがオスカーの部屋にやって来る。
「 プラム・プディング。アイルランド。女。」
縦ロールの髪の巨デブ女。
プラムは大き過ぎて動けなかった。

ローズ 「 貴方は確かにマッチョじゃないけど、男は顔じゃいわ。心よ。
    貴方は18歳よ。」
ローズはペギー・ブルーの病室に行く。
ペギー 「 私を幽霊から守って!」
オスカーはペギーにキスをする。

ローズは彼氏のアパートに居る。
ローズ 「 あたしは、優しさ」とか思いやりって大嫌い。 愛は誰かにあげて。
       私は身体だけで充分。」
ローズは怒って部屋を出て行ってしまう。

夜、オスカーは何かの物音を聞いて、ペギーの部屋に行く。
ペギー 「 私の横で寝る? 」
オスカー 「 OK。」
きらきらと雪が降る中、ベッドが宙に飛ぶ。
オスカーとペギーの2人は白い衣装を着て踊る。

そこを婦長が見つける。「 悪い子達! こんな事をしては、いけません!! 」
ローズ 「 キスした位。」
婦長 「 細菌に感染します。」
オスカー 「 昨日、結婚したんだ。
        結婚する男女がする事は全部したよ。
       1つだけしていない事が有る。
       舌を入れるキス。子供が出来るから。」
ローズは、くるみ割り人形の CD を手に取る。
「 夢はバレリーナ。でもパートナーが見つからなかった。
全身、鋼の筋肉。」
股にくるみを挟んで割る。
ローズはリングで白いチュチュを着て敵をなぎ倒す。
オスカーは途中で眠ってしまう。

ローズは手紙を風船に付けて飛ばす。
「 ペギーの手術が成功します様に。」

ペギーが手術室に運ばれて行く。

今日のオスカーは30代。
オスカーはペギーを見送る。
オスカー 「 どうして病気になるの?
  神様の意地悪? ドジなの? 」
ローズ 「 病気は事実で有って、罰じゃない。」
オスカーは戸棚から熊のベルナールを取り出す。
オスカー 「 馬鹿な両親が新しいのを買った。
何でも話して。僕は 33歳で白血病で妻は手術中。」
ローズは大きなケーキの張りぼてを病院に持ち込み、婦長に見せると嘘を言う。
その張りぼての中にオスカーを入れて病院を脱出。
そのままオスカーを教会に連れて行く。

オスカー「 こんなの嘘だ。 プロレスラーのローズが、こんなのを信じるなんて!」
ローズ 「 苦しみには2つある。 肉体的な苦しみと、精神的な苦しみ。
       私のお婆ちゃんは死ぬ時も笑ってたわ。
       未知に直面しても恐れないで。 」
太った男が教会の中に入って来て、ローズは慌ててケーキの顔の部分を閉める。

ペギーの手術が終わり、病室に戻って来る。
呼吸器を付けられたペギー。
ペギーの両親がやって来る。
ローズ 「 義理の両親よ。 」

翌朝、ペギーが言う。「 もうお終いよ。 中国人とキスしたでしょ? 」
そこへブリジットが来る。 「 私とキスする? 」
オスカー 「 今なら、いいや。 」 そしてキスする。
中国人が来る。 「 ペギーに言うわよ。」

ローズ 「 40代はどう? 」
オスカー 「 馬鹿ばかりした。」
ローズ 「 仲直りするのよ。」
オスカー 「 みんなが僕を浮気者扱いする。」
ローズ 「 例えばデカパイとの試合。」

デカパイの凶器は、そのの強烈な臭い息。
「 カルパントラの鬼女 」。
鬼女に変身したローズは、全身にラベンダーを浴びる。
鼻挟みを使い、臭い息にも涼しい顔で対戦する。 そしてデカパイを投げ飛ばす。

オスカー 「 愛しているのは君だけだ。」
クリスマスの日、オスカーは浮かない顔をしている。
子供達がオスカーに服を着せ、ローズのトラックに入れる。
子供達は荷台のピザを持って行く。

ローズは運転をしながら、引っ切り無しに他の運転手に悪態をつき続けている。
暗さと寒さでオスカーは目を覚まし、荷台から下りる。
トラックは、雪の積もった灯りの点いた家に向かう。

ローズ達は賭けをしている。
ベルの音がチリチリと鳴り、ローズがドアを開けると、オスカーが倒れていた!
ローズはオスカーを家に入れ、ココアを飲ませる。
ローズのママと子供達は、信じられないと言う面持ちでローズを見る。
ローズ 「 連絡したわ。」
オスカー 「 手錠をされたって、2人を愛さない。
        健康な僕しか愛せないの? 」
ローズ 「 両親も死んで行くのよ。 息子と仲直り出来なかった後悔を胸に抱いて。
       皆、死ぬのよ。 私もいつか。」
オスカー 「 僕の方が先に死ぬ。」
ローズ 「 だから、好きな事をしていいの? 他の人を無視しても? 」

オスカーの両親がローズの家にやって来る。
TVで「 メフィスタ 対 ジャンヌ・ダルク 」の試合の中継を見ている。
皆でオスカーの枕元で歌を歌う。

「 神様、お願いです。 両親がこのままでいます様に。 いいクリスマスでした。」
ローズの娘 「 ママを誇りに思うわ。」
オスカー 「 60歳を過ぎました。昨日のツケが回って来ました。 身体がダルい。
       若い頃は馬鹿で、人生を味わうにはセンスがいる。でも楽しめる。
       今日は終わり。疲れました。オスカー。」

オスカーとペギーは椅子に座って手を繋いでいる。
ローズ 「 今日は何歳? 」
オスカー 「 70歳。」
ローズが一生を1日で過ごす植物を植木鉢に入れる。
ローズ 「 1日の命のサハラの植物。バオバブとは違うわ。
     次はこの種が花の命を生きるの。」

赤いほっぺをしたペギーが退院する。
ペギー 「 オスカーに会いたい。」
婦長は許してくれない。
ローズとオスカーは、車に乗るペギーを窓から見る。
ママはオスカーを抱く。 「 手紙を書く? 」
オスカー 「 Non. 神様は嫌いだ。」
ローズがピザを配達に来る。
婦長 「 よく焼けてないわ。」
ローズはオスカーの部屋に行く。
ローズ 「 何だか幸せそう。」
オスカー 「 そうだよ。来たんだ。」
オスカーは手紙をローズに見せる。
山の向こうから太陽が昇り、動物、植物、鳥の命のイメージがオスカーの脳裏に生まれる。
「 今朝、貴方が来たのを感じました。
  毎日その日を初めての様に生きる事。」

日めくりカレンダーが29から30へ。
ローズ 「 今日で 100歳ね。」
パパが本を次々に音読する。

日めくりカレンダーは 31日の次は真っ白。
ローズと両親がオスカーのベッドに付き添っている。
オスカーの寝息が聞こえる。
医師と婦長が来て、ローズ、両親は共に病室の外に出てコーヒーを飲む。

医師と婦長は顔を見合せる。
ママが突然病室に駆け込む。
パパも後を追う。
ローズも病室へ入る。
医師「 オスカーは天国に行ったよ。」
ローズ「 私達がいない間に? 」
医師 「 実際は、あの子が私達を見守っていたのだ。」
ローズは病室を走り去る。

ローズは家でぼんやりしている。
オスカーの両親がローズの家にやって来る。
ローズは居留守を使う。
両親は手紙を玄関先へ置く。
カードに「 オスカーから貴女への形見です。」と書かれている。
カードと一緒に小さなトランクに熊のベルナルドのぬいぐるみ。
ローズはベルナルドを抱き締める。

小さな白い棺が墓地の中を運ばれている。
白いローブを着た子供達が歌を歌う。
オスカーのママは、ピンクの薔薇を1輪、手に持ち、棺の上に置く。
パパは手袋を脱ぎ、素手で棺の蓋を押さえる。
ローズは遠くから教会を眺める。

ローズ「 初めてのお葬式よ。 ずっと避けて来たの。」
ローズの隣りに医師が立つ。
ローズ 「 先生は神様じゃない。 医者を続けられないわよ。」
医師 「 ピザは美味しかった。」
ローズ 「 神様。 オスカーと会えたお蔭で、私の心は一生愛に満たされます。」
オスカーの声 「 僕を起こしていいのは、神様だけ。」

みるみる雪が溶け、木に花が満開に咲く。
ローズのピザ・トラックに子供達が群がる。

エンドロール。

***** 「 「 100歳の少年と12通の手紙 」 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 14:58Comments(0)映画

2013年03月14日

「 RED 」 ・ 後半

この記事は「 RED 」・ 前半の続きです。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e893635.html

************************
[ Cast ] 左が俳優の名前。 右が役名。
Bruce Willis ( ブルース・ウィリス )... Frank Moses ( フランク・モーゼズ )
Mary-Louise Parker( メアリー=ルイーズ・パーカー ) ... Sarah Ross ( サラ・ロス )
Karl Urban( カール・アーバン ) ... William Cooper( ウィリアム・クーパー )
Rebecca Pidgeon ( レベッカ・ピジョン )... Cynthia Wilkes  ( シンシア )
Morgan Freeman( モーガン・フリーマン ) ... Joe Matheson ( ジョー・マテソン )
Chris Owens ... Hanged Man
Jaqueline Fleming ... Marna
Randy Wade Kelley ... Paramedic
Jason Giuliano ... Endercott
Alec Rayme ... Cop at Intersection
Lawrence Turner ... Retirement Home Assassin
Emily Kuroda ... Mrs. Chan
Joe Chrest ... Retirement Home Detective
Justine Wachsberger ... Nurse
Tara Yelland ... Wilkes' Secretary
Ernest Borgnine ( アーネスト・ボーグナイン )
          ... Henry, The Records Keeper( ヘンリー、記録庫の管理人 
Jefferson Brown ... Fred
John Malkovich( ジョン・マルコヴィッチ ) ... Marvin Boggs ( マーヴィン・ボグズ )
Audrey Wasilewski ... Businesswoman
James Remar( ジェームズ・レマー ) ... Gabriel Singer ( ガブリエル・シンガー )
Dmitry Chepovetsky ... Surveillance Tech
Matthew Olver ... Surveillance Tech
Brian Cox( ブライアン・コックス ) ... Ivan Simonov ( イヴァン・シモノフ )
Jason Weinberg ... Lead CIA Tactical Officer
Tony De Santis ... Security Chief (as Tony DeSantis)
Greg Bryk ... Firefighter
Helen Mirren( ヘレン・ミレン ) ... Victoria ( ヴィクトリア )
Heidi von Palleske ... Woman Neighbor
Richard Dreyfuss( リチャード・ドレイファス ) ... Alexander Dunning ( アレクサンダー・ダニング )
Neil Whitely ... FBI Commander (as Neil Whiteley)
Robert Morse ... Interrogator
Joshua Peace ... Interrogation Surveillance Tech (as Josh Peace)
Michelle Nolden ... Michelle Cooper
Jake Goodman ... Cooper's Son
Tess Goodman ... Cooper's Daughter
Desiree Beausoleil ... Security Woman
Laura de Carteret ... Fundraiser Greeter (as Laura De Carteret)
Jonathan Walker ... Agent Burbacher (as Jonathan Lloyd Walker)
Julian McMahon( ジュリアン・マクマホン ) ... Robert Stanton  ( ロバート・スタントン )
Murray McRae ... Intro Speaker
Cindy Dukoff ... Banquet Guest
Thomas Mitchell ... Lone Agent
Bernadette Couture ... Agent
Chavis Brown ... Agent
Aaron Khon ... Agent
George Kash ... Band Member
John Marmora ... Band Member
Ron Johnston ... Band Member
Johnny McLeod ... Band Member (as John MacLeod)
Steve McDade ... Band Member
Bob DeAngelis ... Band Member
Bob Reeves ... Band Member
Leo Sullivan ... Band Member
Mark Ferguson ... Band Member
Anthony Marmora ... Band Member
Lenny Solomon ... Band Member
Valerie Winn ... Band Member
rest of cast listed alphabetically:
D'Arcy Allen ... New Orleans Police Officer (uncredited)
Annette Denise Bass ... Train Station Business Traveler (uncredited)
Brooke Bezick ... Bus Station Patron (uncredited)
Charlotte Biggs ... Train Station Passenger (uncredited)
Benjamin Blankenship ... Meldova Solider (uncredited)
Basilina Butler ... Phone Operator (uncredited)
Felder Charbonnet ... Paramedic (uncredited)
Joseph Cintron ... CIA Agent (uncredited)
Jamie Ferenczi ... Pension Office Cubical Worker (uncredited)
David Fultz ... Pedestrian (uncredited)
Emily D. Haley ... Onlooker (uncredited)
Gene Kevin Hames Jr. ... Soldier (uncredited)
Randy Herman ... Suite (uncredited)
Anthony Mark Johnson ... New Orleans Police Officer (uncredited)
Paul Kendall ... Secret Service (uncredited)
John C. Klein ... Onlooker (uncredited)
Jameson Kraemer ... CIA Doctor (uncredited)
Laurie Lee ... Train Station Traveler (uncredited)
Christopher Maddison ... Russian Guard (uncredited)
Tadhg McMahon ... CIA Tactical Officer (uncredited)
Ritchie Montgomery ... Pharmacist (uncredited)
Jay Oliver ... Resident at St Vincents (uncredited)
Johnny Otto ... Detective (uncredited)
B.J. Parker ... Police Officer (uncredited)
James Rawlings ... Russian Soldier (uncredited)
Michael Patrick Rogers ... Russian Soldier (uncredited)
Dan Shea ... Secret Service Agent (uncredited)
Adam Sibley ... Russian Soldier (uncredited)
Lawanda Smith ... Train Station Traveler (uncredited)
Logan Douglas Smith ... Detective (uncredited)
Terry Lee Smith ... Pedestrian (uncredited)
James Lesley Taylor ... Train Station Traveler (uncredited)
Nancy E.L. Ward ... Sarah's Supervisor (uncredited )

*****************************

CIA本部。
制服を着たフランクが運転する車の助手席にサラが乗っている。
フランクが網膜スキャンをしようとすると、サラがコンタクトを落としてしまう。
アラームが鳴り、警備員達に銃で狙われてしまう。
サラ「 将軍がコンタクトを落としたの。 一緒に探してくれる? I got it !! 」

保管庫前の壁を蹴破って中に入る。 ヘンリーが記録を見せてくれる。
ウィリアム・クーパーはCIAの新人の男。 身長186cm。 キュートな髪をしている。
フランクはクーパーの部屋に押し入る。
フランクにいきなりやられてしまうクーパー。「 鈍いな、兄ちゃん。」
2人の乱闘が始まる。

フランク 「 先生はコデスキーか? 」
クーパー 「 Yeah.」
フランク 「 俺が鍛えた。」
フランクはクーパーの IDカードを盗み逃走する。
フランクとサラは倉庫に入り、洗剤で爆発装置を作る。

消火活動をしに来た消防士にサラが「 助けて!」と言う。
怪我人を運ぶ消防士を警官が止め、怪我人の顔をチェックすると、別人だった。
実は消防士の服を着たのがフランクだった。

救急車に乗ると、中にはジョーが居た!
フランク 「 生きていたのか! 電話ぐらいしろよ。」
運転しているのはマーヴィン。
救急車は「 ペンション ワシの巣 」の前で止まる。
消防士の服を着たままのフランクがペンションの中を探ると、
1人の女が黄色い薔薇を花瓶に生けている所だった。
フランク 「 ハイ、ヴィクトリア !」
ヴィクトリア「 私を殺しに来たの? 」
ヴィクトリアはフランクの手当てをする。
ヴィクトリア 「 I like the routin. たまに違う仕事もしているの。
   簡単には人は変われないの。 それで彼女の話をして。」

5人は謎解きを始める。
フランク 「 A・ダニングのオーヴィス社は軍需産業。 きっと CIA が守っている。」
ジョー 「 バンドの再結成だ。嬉しいね。」
クーパーが夜、携帯で連絡を受け取る。
「 RED が動き出すわ。 FBI が見張っている。」
実に怪しい格好の RED 達が、ダニングの家に行く。
家の外ではサラとヴィクトリアが待っている。
ヴィクトリアは銃で狙いを定めている。
ヴィクトリア 「 これって、ワクワクする。」
水色の制服に赤いベレー帽のジョーは、1人だけでダニングの部屋に入り、
架空の取り引きの話をする。
ブザーが鳴り、ダニングがドアを開けると、
そこに立っていたフランクが、ダニングの顔面を殴り倒す。

ヴィクトリア 「 私は MI6 に居たの。」
ジョー、マーヴィン、フランクは、ダニングを椅子に縛り付ける。
ダニング 「 当時まだ若い将校を助けた。J・スタトンの息子だ。ロバート・スタトンだ。
          副大統領だ。金なら幾らでも支払う。」
ジョー 「 金が目的じゃない。」
ダニング 「 奴が大統領になる前に俺も殺そうとする。」

電話が鳴り、フランクが出ると、クーパーだった。
クーパー 「 隠居生活を楽しんでる?
    投降しろ。撃たない。 60秒で決断しろ。」
ヴィクトリアから連絡が入る。
「 脱出は無理。四方から囲まれているの。」
ジョー 「 他には手は無さそうだ。生きて脱出するには誰かが覚悟を決めなければ。」
フランクとジョーは抱き合う。
ジョー 「 Good luck! 」
フランクはクーパーに電話をする。
「 今から出て行く。誰も撃つな。」
クーパーは部下達に撃つなと指示を出す。
フランクが外に出ると、誰かが銃を撃ち、1人の男が倒れる。

クーパーが走り出る。「 誰が撃った? 」
クーパーが撃たれた男の顔を見ると、ジョーだった。

フランクとマーヴィンはヴィクトリアと落ち合う。
3人の前に、ロシア大使館でフランクと話をした男イヴァンが車で乗り付ける。
ヴィクトリアはイヴァンをハニーと呼ぶ。
フランク 「 ハニー?」
ヴィクトリア 「 人生は複雑な物よ。」

雪の斜面を転げ落ちたサラは CIA に捕まってしまう。
イヴァンは自分の首元の傷をフランクに見せる。
イヴァン「 生涯の恋人に撃たれた傷だ。頭を撃てば死んでいたものを、わざと外した。」

サラは CIA で尋問を受ける。
フランクはクーパーに電話をする。
「 年を取ると視野が広がる。我々の仕事は辛い。殺しや給料の事じゃない。
    愛する者が連れ去られた時だ。君の愛する者に危害を加える。」
クーパー 「 俺の家に? 」
フランク 「 言葉に出来まい。」
クーパー 「 俺の家族は助けてくれ。
    サラの安全は保証する。」
警官達がクーパーの家に押し寄せる。
クーパーも家族の元へ駆け付ける。
テーブルの上なクーパーのエロカードと、 UlTRA TOP SECRET のファイルと、
殺人リストのメモが置かれていた。
クーパーはファイルを取り調べ室のサラの前に置く。
クーパー 「 何処でこれを? 」
サラ 「 CIA の資料保管室よ。」
クーパー 「 知っている事を全て話してくれ。」
クーパーの上司 「 我々を信じてない。」
クーパー 「 副大統領を殺すと。」

フランクは just in case の為に貸し倉庫に武器一式を隠していた。

シカゴ。 Stanton 副大統領のパーティー会場。
マーヴィンが料理人に成り済まして潜入している。
ヴィクトリアはゲストに紛れて潜入。
ヴィクトリアはX線検査を通った後、パースを落とし、
拾ったウェイターのジョーが武器をそっとパースに入れて手渡す。

ヴィクトリアはブラウンの偽名の招待状を出す。
クーパーはパーティー会場内を歩き回ってチェックを行う。
ヴィクトリアはクーパーの姿を見て動揺する。
副大統領のスピーチが終わり、人々は生バンドの演奏でダンスを始める。
イヴァンとヴィクトリアは一緒にダンスをする。
イヴァン「 こうしてまた君を抱けるとは。」
ヴィクトリア 「 Ivan, music is stnpped.」

ヴィクトリアはパースからスプレーを取り出し、イヴァンに渡す。
イヴァンは会場中にスプレーを撒き散らす。
ヴィクトリアは扉の取っ手をネックレスで縛る。
エスカレーターを下り、警備の男を殴り出す。
イヴァンは「 ガスだ! ガスだ! 」と騒ぎ立てる。
会場内はパニックのどん底に!
扉が開かないので、人々は別の扉に一斉に脱出。

副大統領達は地下駐車場から車で逃げようとするが、ヴィクトリアが、凄んごい銃で撃ちまくる。
副大統領の部下 「 北階段に至急応援を!」
イヴァンはペンを手に取り、駐車場へ行く。
銃撃戦を見てイヴァンは言う。「 あらまあ。」
イヴァンがペンを押すと、副大統領の車が爆発。
イヴァンはエレベーターに乗って退散する。

クーパーが駐車場に来る。
ヴィクトリアが撃っていた銃は、自動操縦になっていた。
キッチンでマーヴィンとヴィクトリアはシークレットサービスの男達と撃ち合いになる。
ヴィクトリアがお腹を1発撃たれてしまった。
ヴィクトリア 「 行って。私はもう駄目。 Good luck !」
マーヴィンは1人で立ち去る。
逃げるヴィクトリアの行く手には金網。
その時、ヴィクトリアの後ろからイヴァンが声を掛け、扉を開け、
ヴィクトリアをお姫様抱っこする。

マーヴィンは身体中に爆弾を着け、叫びながら副大統領に走り寄る。
副大統領達は慌て車に飛びり走り去る。
クーパーが 「 Stop the car ! 」と止めに入る。
実は、その車の運転をしているのはフランクだった。
副大統領 「 Who are you ? 」
フランク「 グアテマラ、俺も居た。」
副大統領 「 私を殺す気か? 」

滅茶滅茶な状態になってしまったパーティー会場に1人ぽつねんと座っている
クーパー。
そこへ連絡が来る。
「 エヴァンストン発電所にサラを連れて来い。 副大統領が死ぬぞ。」

廃墟の様な発電所に、副大統領、クーパー、フランクが顔を合わせる。
女上司がサラの頭に銃を向け、引き金を引くと副大統領が倒れてしまう。
フランク「 小切手は破ってた。 君と話がしたくて。」
サラ 「 I know. 」
クーパーはフランクに手錠を掛ける。
クーパーは、女上司を撃ってしまう。
フランクは、髭男をナイフで刺す。

ヴィクトリア、マーヴィン、イヴァンが、黒い車に乗ってやって来る。
フランクは手錠をクーパーに返す。
フランク 「 Thanks, 面倒な事になるな。」
マーヴィンは銃でとどめを撃つ。
フランク 「 気が済んだ? 」
マーヴィン 「 Yeah. What about a oancake ? 」
イヴァン 「 モルドヴァに核問題が有る。」

フランクとサラはディープキス。 THE END 。
「 モルドヴァよりごあいさつ。 ごきげんよう。 」のカード。

エンドクレジット。

*****************************

全編を通じて音楽がカッコいい!!
選曲のセンスが良いのが、ハリウッド・ムービーの特徴ですね。
字幕 : 菊池浩司

***** 「 RED ・ 後半 」・ 完 *****


  


Posted by ニヘドン at 22:12Comments(0)映画

2013年03月04日

「 シャッターアイランド 」 後半

この記事は「 シャッターアイランド・前半 」の続きの記事です。
前半の記事はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e835935.html

***************************

監督  : マーティン・スコセッシ
製作 :  マイク・メダボイ / アーノルド・メッサー / ブラッドリー・J・フィッシャー
      マーティン・スコセッシ
製作総指揮 :  クリス・ブリガム / レータ・カログリディス / デニス・ルヘイン
           ルイス・フィリップス
原作  : デニス・ルヘイン
脚本 :  レータ・カログリディス
撮影  : ロバート・リチャードソン
美術 :  ダンテ・フェレッティ
編集 :  セルマ・スクーンメイカー
音楽 :  ロビー・ロバートソン
キャスト : Teddy Daniels →  レオナルド・ディカプリオ( Leonardo DiCaprio )
        Chuck Aule →  マーク・ラファロ( Mark Ruffalo  )  
        Dr. Cawley → ベン・キングズレー( Ben Kingsley  )
        Dolores → ミシェル・ウィリアムズ( Michelle Williams  )
        Rachel 1 → エミリー・モーティマー( Emily Mortimer  )
        Rachel 2 → パトリシア・クラークソン( Patricia Clarkson  )
        Dr. Naehring (as Max Von Sydow)  → 
                       マックス・フォン・シドー( Max von Sydow  )
        George Noyce → ジャッキー・アール・ヘイリー( Jackie Earle Haley  ) 
        Laeddis → イライアス・コティーズ( Elias Koteas  )
        Warden → Ted Levine
        Deputy Warden McPherson  → John Carroll Lynch
        Bridget Kearns →  Robin Bartlett
        Peter Breene → Christopher Denham
        Nurse Marino →  Nellie Sciutto
        Glen Miga (as Joe Sikora)  → Joseph Sikora

**********************************

ブリーン君の尋問。
ブリーン 「 When I cut her, she screamed.
ガスで殺しちまえ!」
テディはノートに鉛筆で黒い丸を塗りまくる。
ブリーンは、その音を嫌がり苛ついて騒ぎ出す。

ミセス・カーンズの尋問。
テディ 「 貴女は他の患者と比べると普通に見えますが。」
ミセス・カーンズ 「 夫を斧で殺したわ。
レイチェルの話を聞いた事は無いわ。
         彼女無口だったから。」
テディ 「 シーアン博士も同席を? 」
ミセス・カーンズ 「 He talked about angel. 」
テディ 「 口説かれた? 」
ミセス・カーンズ 「 No, he's a good doctor. 」
テディ 「 レディスと言う人を? 」
ミセス・カーンズ 「 No, never heard of it. 」
ミセス・カーンズはテディのノートに何か書きつける。

降りしきる雨の中。
レディスは アパートの修理人だった。
そして放火犯だ。
奴が擦ったマッチで火事になった。
レディスは学校に放火し2人死に、そしてシャッターアイランドにやって来た。
そして消えた。

保安官2人は墓地にやって来た。
テディは、ミセス・カーンズがノートに書いた言葉を相棒に見せる。
書かれた文字は「 RUN 」。
嵐が強まり並木が倒れ出す。
保安官2人は建物の中に入る。

相棒「 レディスを見つけただろう?」
テディ「 殺すつもりは無い。」
相棒「 俺なら2度殺すね。」
テディは収容所の様子を思い返す。
テディ 「 想像を絶する数だった。
      連合軍はドイツの監視兵を鉄条網の前に並べ銃殺。
      あれは殺人だ。 もう嫌だ。 ここの費用を出しているのは? 
      ジョージ・ノイスと言う socialist  が、ここに入院した。
      1年で出所して殺人をした。
      彼の話で、ここで人体実験が行われている事が分かった。
      ここで行われている事を暴露してやる。」
相棒 「 黒幕は政府だよ。 そもそもレイチェルって女が存在したか? 」

警察の車がやって来る。 テディ達は宿舎に戻る。
シャワーを浴び、囚人服を着る。
ドクター達は嵐の避難の相談をする。
テディは医師に言う。「 67人は誰?  A,B,C棟の人数は66人。
               レイチェルは67人いると言っている。 」
医師「 Rachel is found. 」
テディは見つかったレイチェルに会う事にした。
部屋の中に入りレイチェルと会う。
相棒のチャック「 傷1つ無い。」
テディ「 近所でビラを撒いている共産主義者がいるんです。お話を。」
レイチェル「 ジムを会社に送り出し、子供達を学校へ送り出した。
     湖でゆっくり泳ぐ事にしたの。」
テディ「 I see. And after that ? 」

レイチェルは立ち上がって言う。
「 And I thought of you.
I don't know what you are talking about. 」
レイチェルはテディをジムだと言って抱き付く。
レイチェルは泣き出す。
テディ 「 Rachel. It'll be all right. 」
レイチェルはいきなりテディから離れる。
「 ジムは死んだわ。 あんたは誰? 」

雷が何度も閃光を放ち、テディは目がチカチカし、吐いてしまう。
医師が渡した薬をテディは飲む。

テディは警備隊長を見て「 あいつは絶対に元軍人だ。」と言う。
テディの回想シーン。
ドイツの収容所。雪が舞い落ちる中をテディは歩く。
死体の山を何度も見る。
死体の母娘が起き上がる。
「 私達を助けもせず、私達を死なせたのよ。」

テディはソファに座る顔に傷の有る男に近寄る。
テディ「 レディス。」
レディス「 そうだよ。俺だよ。」
レディスはテディがくわえた煙草に火を点ける。
レディスはテディの部下になっていた。

女の悲鳴が聞こえた。
血だらけのレイチェルが立っている。
足元には血だらけの3人の子供。
テディは女の子を抱き上げる。
女の子「 どうして助けなかったの? 」
テディは女の子を湖な入れる。
テディ「 Rachel ? Aren't they beautiful ? 」
鼻から血を流した女の子が水の底へ沈んで行く。

悲鳴を上げて起きるテディ。
黒いレインコートを着た妻が入って来る。
妻 「 Laeddis isn't dead. He's still here. 」

テディが目を覚ますと、患者達はA棟に移動している。
雨はすっかり止んでいる。
電気系統がやられた。
テディとチャックはC棟を目指す。
2人の前に警官が現れる。
「 患者は半分は捕まえたが、まだ残っている。
   お前等だけで捕まえようとすると殺されるぞ。」

遠くから叫び声が聞こえ、建物に響く。
上半身裸の男がテディの胸を指で突く。
「 バア! 捕まえたぞ。」
走り去る男を追ってテディは階段の上に行く。
突然後ろから男に羽交い締めにされる。
「 Listen to me. 俺は此処を出たくない。」
テディは男を殴り、首を絞めた。
そこへ警官がやって来て男を連れて行く。

テディは1人で他の場所を見て回る。
「 レディス 」と言う囁き声が聞こえ、テディは振り返りマッチに火を点ける。
格子の中には患者達が入れられていた。

裸の男が座り込んでいた。
ジョージ・ノイスだった。
テディ「 誰がやった? 」
ジョージ 「 お前さ。お前が喋ったから連れ戻された。
     お前の為に仕組まれゲームさ。
     相棒とは前に組んだか? 奴等の勝ちさ。
     奴等は俺を、俺を灯台に連れて行き、脳を切り刻む。」

テディの妻が姿を現す。
テディ「 ドロレス!」
ジョージ 「 奴は此処には居ない。連れ出された。
      此処に居なければ…。」
テディ 「 Light house. 」
チャックがやって来る。2人で山を登る。
テディ 「 何をしてた? 」
チャック 「 カルテを見ていた。病院はあっちだ。」
テディ 「 灯台に行くんだ。」
チャック 「 受け入れ表が有るんだぜ? 」
テディ 「 Light house に行くんだ。」
チャック 「 あんたの所為で、こんな所に来ちまった。
     C棟で何が有った? 」
テディ 「 I'm going on alone. 」
テディは1人で岩場を下りる。

テディは灯台の近くへ到着するが、満ち潮で潮が満ちている。
テディは叫ぶ。「 煙草! チャック! チャック! 」
煙が見え、覗くと火の点いたままの煙草の吸殻。
岩場の下に1人の人間の姿が見えた。
テディは下に下りる。
岩場の穴からネズミの大群が這い出して来る。
岩肌に無数のネズミ。
そのネズミを掻き分けて、テディは洞窟に進む。
洞窟には焚き火が燃され、中には後ろ手に縛られたレイチェルが立っていた。
レイチェルはナイフを持っていた。

テディ「 貴女がレイチェル・ソランドー? 本物の?」
レイチェル 「 私には子供はいないね。 結婚もしていない。 私は医師だったの。 
         病気肌と思われたら、全部最初の疑惑は薬の購入。
         痛みを感じるのは脳なの。
         それを人間がコントロールしたら、ロボトミー。
         ここで作られたゾンビは、シャッターアイランドの患者をロボトミー
         手術を施した結果。 何かトラウマが? 」
テディ 「 Yeah. 」
レイチェル 「 頭はどう? 頭痛とか? 病院の食べ物を食べた?
         煙草も自分の? 」
テディ 「 人のを吸った。 灯台で何を? 」
レイチェル「 ブレイン・サージャリー。 『 ナチスから学ぼう 』」
テディ 「 Everyone. it's impossible. 」
レイチェル「 Everyone. 」

朝、寝ているテディに、レイチェルは彼の腕を押さえて起こす。
レイチェル「 出て行って。 貴方を探している連中に私も見つかるわ。」
テディ「 Have you seen my friend ? 」
レイチェル「 マーシャル。 貴方に友達など。」

テディが道に出るとジープがやって来た。
隊長「 There you are ! 神の贈り物を楽しんだか? 嵐だよ。
     この世の中を見る暴力に満ちている。
     人間派神を讃える為に暴力を振るうのさ。
     院長は君を無害だと思っているが、私は知っている。」
病院の前でジープは止まる。
テディは1人で中に入る。
「 LOCKED 」と書かれた金網は開いたままになっており、偽のレイチェルがいる。
テディ「 私の相棒のチャックは? 」
医師「 君は1人で来たんだよ。」
テディは医師の煙草を断る。 
テディ「 I quit. 」

シャワーを浴びたテディは、監視役の黒人医師の背後からそっとネクタイを取る。

テディは眼鏡の医師に出会う。
眼鏡の医師「 何処へ? 」
テディ「 フェリーに乗ろうと思って。」
テディは医師を押さえ、ポケットから注射器を取り出す。
医師「 トラウマの語源はギリシア語の『 傷 』だ。 ドイツ語では『 トラウム 』。
テディは、いきなり医師に注射針を刺し、眠らせてしまう。

テディはカバーを掛けられた車に乗る。
妻のドロレスが出て来る。「 フェリーに乗って。」
テディは車のガソリンタンクにネクタイを入れ、ネクタイに火を点ける。
車の前にドロレスが立ち、女の子が1人ドロレスの近くに寄り、手を繋ぐ。
車は爆発!

テディは岩場を下り、灯台へ向かってクロールで泳ぐ。
灯台の周囲にはフェンスが張り巡らされ、警備員がいる。
警備員が立ちションをした隙に、テディが襲い、ライフルを奪う。
警備員「 Do you kill me ? 」
テディ 「 No, I don't kill you . 」
テディは灯台の中に入り、螺旋階段を駆け上がる。

テディは1つ1つ部屋の中を見ては、また階段を上がる。
テディのライフルを持つ手が震え、カチカチ音を立てる。
部屋の中に入ると、院長が座っていた。
院長 「 The rifle is empty by the way. 」
テディはライフルを床に置く。

院長はシーアン医師に「 見せて。」と言う。
テディ「 クロルプロマジンの禁断症状。」
院長「 君は2年前から、此処に患者として居る。」
受け入れ表を見せられ、テディは音読する。

テディ「 Where is my partner ?  Where's Chuck? 」
院長「 文字の入れ替えだ。 君は67番目の患者アンドリュー・レディスだ。
    君にロボトミー手術を施す。」
チャックが無傷で中に入って来る。
テディ「 What's the fucking going on here ? お前は何者だ? 」
チャック「 I'm シーアン。」
院長「 お前には女房の話をし、私は理事会に諮ったのだ。
     嫌でも見たのかね? おぞましい人体実験を? 」
テディはピストルを構え、院長を撃つ。
血が迸るが、院長は無傷。

院長は3人の子供の写真を見せる。
妻ドロレスの声「 可哀想に、ベイビー。」
テディは家に戻る。「 ホシを挙げたよ。」 
テディは酒を1杯開ける。
テディ「 ドロレス? 」と呼ぶ。
ブランコに座っている妻は、ゆっくりと起き上がる。
ドロレスは、ゆうくりとテディに近付く。
テディ「 ドロレス。 You are wet.  Where are the kids? 」
ドロレス「 They're on school. 」
テディ「 It's Saturday. 」

テディは湖に気付く。
テディ「 Oh, my God !! Oh, my God !! 」
テディはレイチェルを湖から救い出す。
次々に3人の子供を抱き寄せ、岸へ運び出す。
テディは3人の遺体を岸に上げ、並んで寝かせる。
妻ドロレス「 テーブルに座らせましょう。 明日はピクニックよ。」
テディ「 If you love me, please stop talking. 」
ドロレス「 I love you so much. 」

妻の顔。 銃声が轟く。
テディはベッドで起き上がる。
医師達「 何故、妻を殺した? 」
テディ「 子供達を殺したから。 俺は本当に愛してた。」
医師 「 何故、話を作った?」
テディ「 彼女のした事が信じられなかった。
医師 「 君は9ヶ月前に1度回復して、また戻ってしまった。」
テディ「 My name is Andrew Laeddis.  Can you accept the reality? 
      1952年に妻を殺した。」

穏やかな春の日、建物の石段に座るテディ。
シーアンが煙草を勧める。
テディ「 ここを出よう、チャック。 此処にいると、ロクな事は無いぞ。」
チャックは、医師達に首を横に振って見せる。
テディ「 どっちが得かな? モンスターとして生きるか、善人として死ぬか。」

エンドロール。 チェロの音。 歌が心に沁みる。

***** 「 「 シャッターアイランド 」 後半 」 ・ 完 *****

記事アップ @福島ビューホテル 1112号室にて  


Posted by ニヘドン at 14:12Comments(0)映画

2013年03月01日

「 わが教え子、ヒトラー 」・ 後半

この記事は『「 わが教え子、ヒトラー 」・前半』の続きの記事です。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e835340.html

邦題 : わが教え子、ヒトラー
監督 : ダニー・レヴィ
製作年 : 2008年
製作国 : ドイツ
上映時間 : 95分
出演 : ウルリッヒ・ミューエ
ヘルゲ・シュナイダー
アドリアナ・アルタラス
シルヴェスター・グロート
シュテファン・クルト
フライヤーの解説 : 第二次大戦末期、ヒトラーは自信を喪失し以前のように大衆を魅了する演説ができずにいる。大演説を控え軍部は収容所から世界的ユダヤ人俳優を演説の講師として招く。ヒトラーを暗殺すべきか家族を守るべきか苦悩する俳優とヒトラーの知られざる一面を描く作品。

鑑賞日 : 2010年04月12日(月)
映画館 : ランドマークプラザ

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ゲッペルスはヒトラーの所へ行き、グリュンバウムが辞めた事を告げる。
ヒトラーは納得しない。「 死んでも連れて来い! 生きたままでな。」
グリュンバウム達が乗った車の後を追ったSS( シークレット・サービス )は
指令書が無いので渡せないと言う。

SSはヒトラーの元へ戻る。
ヒトラー「 Q512番? 廃止だ!」
フォーミュラ「 書類だ。」
そこへ、空襲を受ける。
ゲッペルス「 この際、我々が最終勝利に導かなければ。」
ゲッペルスは爆弾を用意し、ユダヤ人が仕掛けた事にする。
「 これで浄化政策が正当化される事に。」

ヒトラーは、グリュンバウムの家族の話を聞き、泣く。
ヒトラー「 総統も号泣するぞ。」
グリュンバウムは、ヒトラーを床に四つん這いにさせ、ワンワンと吼えさせる。
空襲でヒトラーの部屋も振動で揺れる。
ゲッペルスに報告が来る。「 官邸に爆撃が!」
6つの松明に火を灯し、ヒトラーは演説の練習をする。

グリュンバウムは家族とスープの夕食を取りながら、
収容所の親友のクルトと話し、解放されたと話す。
妻は、その話を信じない。「 ヒトラーと同じ誇大妄想狂ね。」
ヒトラーは再び夜うなされて起きる。
犬のブロンディがチラリと目を上げる。
眠りこけている警備のSS達の側をすり抜け、ヒトラーはブロンディを連れて外へ出掛ける。

グリュンバウムは親友のクルトと電話で話す。
グリュンバウム「 ザクセンハウゼンが解放されたって本当か?」
クルトの顔がスクリーンに映る。
彼の顔は血だらけ。
正面にはSSがピストルでクルトの額を狙っている。
クルトはまだ収容所の黒と灰色のストライプの服を着て、胸に黄色い三角マークを付けている。

廊下を歩きながらグリュンバウムは吐いてしまう。

ヨーロッパの地図を前にヒトラーはグリュンバウムに戦況を説明する。
ヒトラー「 ユダヤ人をマダガスカルの荒野に送る案も有ったんだ。
   パレードはリムジンで走る。異論でも? 」
グリュンバウム 「 宣伝相はセットで行進をと。」
それを聞いて泣き出すヒトラー。
が、直ぐに元気になるヒトラー。
ゲッペルス 「 二人が死を分かつ迄、一心同体でいる事。」

ゲッペルス達参謀はパレードの最終調整をする。
「 予想気温は零下4℃。」
ゲッペルスは演説の時にグリュンバウムをヒトラーの側に居させると言い、
他の参謀達を唖然とさせる。

ヒトラーはお風呂に入っている。
ヒトラーはお風呂に軍艦の模型を浮かべている。
そこへアルベルトが入って来る。
「 あのユダヤ人の教授が暗殺を計画中です。」
ヒトラーはお湯の中に潜ってしまう。
ヒトラー「 情報源は?」
アルベルト「 ゲッペルスとヒムラ―の会話からだ。」

夜、映画を映しながら、ヒトラ―はオルガンを弾きながら歌を歌う。
お相手はブラウン嬢。
ヒトラーはブラウン嬢とベッドイン。

新年。日本で華やかな花火大会を毎年見ているニヘドンの目には
実にショボい花火を見て喜ぶグリュンバウムと家族。
ヒトラーは眠れないと、グリュンバウムの部屋に行く。
ヒトラー「 私を殺そうとしたな。」
グリュンバウム「 もし本当なら大臣達が許しませんよ。」
グリュンバウムの妻はベッドにヒトラーを寝かせ子守唄を歌う。
ヒトラーは眠る。
妻は枕をヒトラーの顔に被せて殺そうとする。
グリュンバウム「 この人を殺しても、まだ部下達がいる。」

演説の練習が、いい感じに仕上がりヒトラーとグリュンバウムはハグする。
そこへアルベルト・シュペーアが走り込んで来て、「 いけません!」と遮る。
ヒトラー「 また君の誇大妄想か?」

演説の日、グリュンバウムはゲッペルスと建物の中に居る。
ヒトラーはヘアメイクさんに調髪してもらう。
美容師の女性がヒトラーの髭を半分切り落としてしまう。
興奮したヒトラーは声が出なくなってしまう。
ゲッペルスが怒る。
「 100万人の群衆と、カメラ15台をどうするんだ!」
ヒトラー「 教授を呼べ!」

パレードは大群衆の中を進む。
ヒトラーの演台の下でグリュンバウムが声の吹き替えを務める。
ヒトラーは口パク。
途中でグリュンバウムは勝手に演説内容を変えてしまう。
そしてSSに撃たれてしまう。
「 これで私の話は終わりだ。」

119日後に総統は毒物とピストルで自害する。
ヒトラーが演台に立つリアル映像。
「 最も真実なヒトラーの正体 」
赤いカーテンの地をバックにエンドロールが流れる。

おまけインタビュー映像が流れる。
インタビュワー「 ヒトラーって?」
白人の子供達 「 知らない。」「 昔の王様!」
金髪と青い目を持った人間がこの無知。
あの悪夢からまだ100年経っていないんだよ。
まあ、若過ぎるか。
高校生位にインタビューすべきだったのかな。
大人にインタビューすると。
「 病気。」
「 姪と出来てた。」
「 山奥で愛人を囲ってた人。」
「 価値の無いドイツ人だ。」
「 忘れたいね。」
「 私に訊かないで!」
最後にインタビューは、「 グリュンバウムって?」と訊く。
「 そんな人知らないよ。」
大勢の人が「 知らない。」「 知らない。」と答える。
結局、このインタビュー映像の中では、グリュンバウムを誰も知らなかった。

字幕 : 吉川美奈子

***** 「 「 わが教え子、ヒトラー 」・ 後半 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 09:59Comments(0)映画