2017年03月07日

30年振りに中国に行って驚いた!!

恵山泥人形2017年03月03日(金)~
03月06日(月)まで、
クラブツーリズムの
「 上海・蘇州・無錫・木涜 
  江南めぐり優雅な4日間 」
のツアーに参加して来ました。
写真は恵山古鎮( けいざんこちん )で
買って来た「 恵山 泥人形 」です。

ニヘドンが中国を旅行するのは実に約30年振り!!
変わった! 変わった!
もう30年前とは全然別の国になっていました。
30年前は、まだ紅衛兵がいても不思議では無かった雰囲気に満ちていました。
既に文革終結後の1978年8月19日、紅衛兵組織の取り消しを全国に伝達し、
紅衛兵は最終的に消滅した筈なんですが、紅衛兵が社会に与えた悪のイメージは
まだまだ消し切れてなかったと記憶しています。

実際、多くの人々は人民服を着用。
北京の天安門広場前等の自転車の大群が走る様子。
トイレの劇的な汚さ。
人々のサービス精神の無さ。 やる気の無さ。 観光客に対する乱暴な言動。
一昔前に日本人が中国に対して持つイメージは、全くその通りだったのです。

しかし、今回は江南エリアだけの訪問でしたが、驚きましたよ!!
街にゴミが落ちていない!!
えー!? ここ、本当に中国なの?
朝の06:00から、街を散歩すると、歩道をほうきで掃いている係員に出会います。
どの街も、どの時間帯も、掃除をする人には必ず出会いました。
上海万博以後、中国の街の綺麗さには磨きが掛かった様ですが、
それにしても、徹底的に街を掃除する姿勢に感動しました。
過去の中国と余りにも違うので、逆にニヘドンは落ち着かない気分を味わってしまった程。
「 東京の方が汚い・・・・・・・。」
「 東京の方がゴミがいっぱい落ちていて、誰も拾わない。 」
ニューヨークよりも、ロサンゼルスよりも、パリよりも、ロンドンよりもゴミの落ちていない街、
それが今回訪れた中国・江南エリアでした。

トイレがきれい!!
あの、悪名高い中国のトイレが、少なくとも江南地方はめちゃくちゃ綺麗でした。
トイレの個室に、ちゃんと扉が付いていて、鍵がしまる。
まあ、場所によっては、扉が外れている個室も有ったり、
鍵がかからない個室が有る場所も有りました。
でも、それは日本だって、そういう事は有りますからね。
( 先日行った濃溝の滝の女性用簡易トイレは4つ共ダンクが満杯で
  使用禁止になっていましたぞ。 )
トイレットペーパーは無い所が多いですが、まあ、それは日本だって
欧米だって、トイレットペーパーの無いトイレは有りますからね。
水洗で流せるし、しかも街中に公衆トイレがあちこちに有り、
しかも全部無料。 これはポイント高いですよ。
ヨーロッパの様に、いちいちトイレに小銭持って入る必要無いんです。
チップも必要無いし。
観光旅行客には、このトイレに困らない街は本当に助かります。

人々のファッションがお洒落!!
もう誰も人民服着てなかった。( 笑 )
日本人よりお洒落なスタイルの人々が多かった。 特に上海は。
旅行先が中国だからと気を許して行くと、恥ずかしい目に遭いますぞ。
そして、人々は圧倒的にオートバイに乗っていた。
勿論、自転車に乗る人もいます。 特に今、中国はどこの街も「 シェア・バイク 」が
広まっていて、 スマホで登録するだけで乗り捨て自由で、便利なシステムが有りますから。

お店のサービスも良好だった!
商店でも、街中の小売店でも、レストランでも、ホテルでも、
日本人以上にサービス精神を発揮してくれて、お客の立場で気持ち良かった。
特に、ホテルは最高でした。
英語も日本語も良く通じます。
サービス面でイラッとする事は皆無でした。
むしろ日本国内の方が、好い加減なパートのおばさんや若者に激怒する事が多いので、
今の中国のあり方に、とても共感を覚え、素晴らしいと拍手を贈りたいです。
ニヘドンは日本人を止めて、中国人になりたいと、本気で、そう思いましたよ。

中国は経済が自由度を増してから、人々が働いて稼ぐ喜びを身につけ、
だから街中の人達が皆、活き活きしています。
彼らの明るい表情を見ていると、こちらも本当に良い気分になります。

街中を走っている乗用車も、新車が多く、ちゃんと洗車するみたいで、とてもきれい。
ピカピカの車ばかりです。
もう何ヶ月も洗車してないよね? と云う様な車が当たり前に走っている欧米に比べると
中国っていい国だと思っちゃいますよ。

もうニヘドンは中国大好きになりました。
東京に遊びに行くんだったら、上海に遊びに行く方が絶対面白いですよ!!
ゴミだらけの日本。
トイレが汚い日本。 ( 駅のトイレなんてゴミの山じゃん。)
店員の態度が悪い日本。 
活き活きした表情の無い日本人。
やる事やらずに文句しか言わない日本人。
最低だね。

もう、日本は中国に追い越された。 
貿易収支の数字とか、年収の数字とか、数字に惑わされちゃいけないよ。
今、街がきれいで楽しいのは中国だし、人々の幸福度は明らかに中国人の方が上でしょ。
ニヘドンは今日から中国語を勉強し、中国に通い詰める人になるのです。

しかし問題なのは、中国の安いツアーの場合、相部屋を認めてくれないんですよ、
クラブツーリズムさんは。
ニヘドンが今回行ったのは、3月だけ、相部屋OKだったからなんです。
誰か、中国のツアーに参加されたい方、是非ニヘドンを誘って下さいませ!!

***** 「 30年振りに中国に行って驚いた!! 」 ・ 完 *****  

Posted by ニヘドン at 22:51Comments(0)旅行