2012年02月26日

元マドモワゼルもニッコリ。 「 ひげんコスメ 」

「 キレイナビ × Abilie ( アビリエ ) 」セミナーに参加した時に頂いた盛り沢山サンプル・セット。
その中から一品ずつニヘドンが試しているのですが、
今日は「 日本酒化粧品 『 ひげんコスメ 』」をご紹介致します。
あ、タイトルはですねぇ、
フランスでマドモワゼルと言う単語が禁止になると言うニュースを受け、
日本ではまだ検閲対象外だろうという
挑発姿勢見え見えのネーミングです。

日本酒化粧品だなんて、酒飲みには堪えられない化粧品みたいですね。( 笑 )
でも、もちろん、酒臭さは全くありませんよ。
むしろ、芳しいフローラルな香りです。
この商品ラインナップは全て
香料、着色料、防腐剤、キレート材は無添加になっています。
天然成分ローズマリーエキスで防腐しているそうです。
このローズマリーエキスの香りなんでしょうか?
スッとする何度でも嗅ぎたくなる芳香です。

「 ひげんコスメ 」を販売しているのは浅間酒造株式会社。
あら。 ニヘドンが添乗員をやっていた時代に、よく浅間酒造さんに立ち寄ったわ。
年を取ると、ありとあらゆる物がリンクして見えるから、経験を積むって恐ろしいわね。 (笑)

先ずニヘドンを唸らせたのが、サンプルセットが入った巾着の可愛らしさ。
確かに、品質は大切です。
でも品質さえ良ければ、雰囲気もデザインもどうでも良いと言う考え方にはニヘドンは馴染めません。
ましてやコスメはプラスアルファの物ではありませんか。
別に荒れた肌でも生きてはいけます。
でも、それじゃあ、女としては生きていけませんよね。
しかもブスい女ではなく、願わくば綺麗な女、可愛い女になりたいが為に
お金払ってコスメを買う訳です。

だったら、商品を手にした時から、
美しくなれる予感を増幅してくれるデザインであって欲しいですよね。
だからと言って法外に豪華にする必要はなくて、
「 ひげんコスメ 」のサンプル一色が入った巾着は、
必要最小限の素材で充分にお洒落だった所が大変にニヘドンの気に入りました。
巾着の中には5つのサンプルが入っていました。
☆ ひげんなめらか洗顔
☆ ひげん手づくり酒石けん
☆ ひげん酒アミノパック
☆ ひげんしっとり化粧水
☆ ひげんスペシャルクリーム

では、1つずつリーフレットからの説明文の転記と、
ニヘドンが実際に使ってみた感想を書いていきたいと思います。


  

Posted by ニヘドン at 18:41Comments(0)

2012年02月24日

待ちます。ただひたすら待ちます。待つのがアタシの仕事なの。

2012年02月19日(日)
写真はカラオケセットではありませんよ。
断じてカラオケセットではありません。(笑)
これは KAAT 神奈川芸術劇場 の5階大スタジオの袖に有るモニター・スクリーンです。

今、待っています。
ただひたすら待っています。

今日は 11:00 〜 12:00 に新百合ヶ丘の川崎市アートセンターでダンサーの木野彩子新作パフォーマンスのオリエンテーションに参加しました。
保土ヶ谷から新百合ヶ丘迄、遠いんだよね〜。
そして、よいしょ、よいしょ、と横浜に戻って来ました。
途中でランチを食べたりネットカフェでブログ記事を書き足したりしたので、15:00 のシフト・インに間に合わせる為に、焦りました。

折角焦って劇場に滑り込んだのに、今日の仕事は楽屋番。
お茶やお菓子の補充をしたり、出演者等から質問が有ったら答える等の仕事です。
ところがですねぇ、楽屋が空っぽみたいなんですよ。
小耳に挟んだ話では、出演者は成田空港から、こちらに向かっているんだとか。
えっ!?

それで椅子に座って待機なんです。
そう言えば「 乱暴と待機 」の映画、面白かったよなぁ〜。

ニヘドンは目の前のモニター・スクリーンを眺めつつ、愛用のガラケーでブログ用の記事を打ち込んでいます。

4 〜 5 人の人々がニヘドンの周囲を取り囲む様に立ちました。
1人が、モニターを色々操作をして他の人に説明を始めました。
カメラをズームにしたり、画面を二分割にしたりします。
カゲアナ用のマイクと鐘も置かれています。
「 移動する事も出来るんで、舞台袖で使う事も出来るんだ。」
見守る人々から小さなどよめきが立ちました。
「 神奈川芸術劇場ってお金持ってるなあ〜。」
( 笑 )そんなに高い機械なんだ。

1時間も無為に時間を過ごした後、漸くお呼びが掛かりました。
各座席に配布チラシを置くのです。
ボランティアは3人いました。
小規模のスタジオなので、あっと言う間に配り終わってしまいました。
後になってから女性スタッフが1番後ろの1列を指して
「 あらあら、こんな所まで配っちゃって。」と言いました。
言葉のトーンから「 こいつら馬鹿じゃないの。」と言うニュアンスが色濃く出ていました。

ニヘドンの神経はピキッと尖りました。
「 配らなくていい場所が有るんだったら、最初から言うべきだ。」

この現場の指示を出す人は K氏でありましたが、
ニヘドンの多種多様のボランティア経験の中で最低最悪の男でした。
とにかく、先程の例の様に的確な指示が出せないのです。

満席になった場合に備えて、座布団を出す準備を指示されました。
座布団を置く位置を指し示す時に、K氏が「 来て下さい。」とニヘドン達に言いました。
丁度、舞台スタッフ達が狭い通路を歩いて来たので、ニヘドンは彼らの邪魔をしない様に一歩下がってやり過ごそうと思いました。
すると K氏がブチ切れました。
「 来て下さいって言っているんです!
早く来て下さいっ!! 」
大の大人の男が、ボランティア相手に、たったそれだけの事で激しい苛立ちを見せるって、
ニヘドンの常識の中ではあり得無かったので開いた口が塞がりませんでした。

K氏はフランス語に堪能な人の様でしたが、「 お勉強 」だけ出来て、現場で使えない典型的なお坊ちゃまです。
恐らく家庭内で勉強する事だけを誉められ、
小さな暴君として甘やかされて来たのでしょう。


  

Posted by ニヘドン at 17:54Comments(0)

2012年02月20日

マトリョーシカの「 おすすめ料理 」

2012年02月09日(木)
恵比寿駅の近くのレストランを目指したのですが、何故か発見する事が出来ませんでした。
西恵比寿二丁目11番地の筈なんだけどなぁ…。
ぐるぐる3周も回って、とうとう諦めました。
こうなってしまったら、行く先は行き付けの店しかありません。
アトレ恵比寿のレストラン・フロアにある「 マトリョーシカ 」です。

犯人は必ず現場に戻る!?
ニヘドンも必ずマトリョーシカに戻る。
新しい店なんか開拓しちゃ駄目って言うマトリョーシカの陰謀かしら?( 笑 )

マトリョーシカに行ってビックリ。
16:00 と言う時間なのにほぼ満席状態だったのには、たまげました。

「 今日のおすすめ料理 」平たく言うと、
日替わりランチを頼みました。
1,180 円です。

食べログ でプリント・アウトした 10%割引クーポンを握り締めて行ったのですが、そのクーポンはランチタイムは使えず。
マトリョーシカ 恵比寿アトレ店のランチタイムは17:30 迄じゃ〜。
でも、どう考えてもランチメニューの方がお得なので、
「 おすすめ料理 」にしました。

今日のメニューは「 牛肉とほうれん草のソテー 」でした。
オイスターソースで濃い目の中華味。
美味しいですが、でも何でロシア料理店で中華味なの?
…………。

あ! はい。 ロシアと中国は国境を接しているから、中ロ折衷の料理もあるでしょう。
まあ、ロシアと国境を接しているエリアは漢民族の土地ではありませんが、固い事言わずに。(*^_^*)

今日のセットにはロシア料理には欠かせないボルシチがついているのですが、
マトリョーシカのボルシチ、どんどん量が少なくなっていませんか?
ニヘドンはマトリョーシカに、かれこれ 30年通っていますが
( マトリョーシカ本店が新宿味のセゾンプラザにあった時代から通っていたのです。)
本当にボルシチの量が少なくなったぞ。
それにボルシチにビーツ ( 赤かぶ )が使われていないのが残念だ。
ボルシチの具は、牛肉、じゃが芋、人参、キャベツ、ヨーグルト。

  

Posted by ニヘドン at 01:01Comments(0)

2012年02月18日

02月19日ライヴのお知らせ

明日もニヘドンは忙しい。
午前中ダンサーの木野彩子さんのダンス・ブロジェクトのオリエンテーションに参加する為に新百合ヶ丘へ。
そして KAAT神奈川芸術劇場で2時間だけボランティアをして、
今度は東急東横線の学芸大学駅から徒歩10分のAPIA40でライヴです。
何種類の電車に乗るんだかって感じで3ヶ所を移動します。
APIAのライヴは、他の小さなライヴハウスで行われるライヴより出演者のレベルが高いですから。

では、明日の出演者の高井つよし氏からのライヴ告知メールをそのまま貼り付けておきます。
今日も12時間に及ぶボランティア労働の為、ブログ更新がままならなかったから、こういう貼り付けるだけの作業は助かるわ〜。(笑)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

いつもご支援ありがとうございます。
高井つよしです。
ライヴのご案内です。
お目通しいただければ幸いです。
>
>【日時】
>2012年2月19日(日)
>18時30分 開場
>19時 開演
>
>『ミラーボールの夜に抱かれて』
>
>【会場】
>碑文谷 アピア40
>目黒区碑文谷5‐6‐9 サンワホームズB 1
>*最寄り駅は東急東横線の学芸大学です。
>電話 03‐3715‐4010
>*ご予約、お問い合わせ等も、こちらの番号へどうぞ。
>
>【料金】
>¥1500 飲食代別途
>*ソフトドリンク(コーヒーを含む)は¥500で飲み放題です。
>
>【出演】
>高井つよし(酔いどれ魔神)
>フレイヤ(横浜のローラ・ニーロ)
>のぐちひろし(うずまき博士)バンド
>ぽっくり権造(難波の憂鬱戦士)
>
>*高井つよしの出番は四組中四組目で、20時40分頃を予定しております。
>☆自信を持っておすすめできるラインナップです。素敵な夜をお約束します。どうぞ、安心して遊びにいらしてください。よろしく哀愁!
>3月は20日(火)祝に参上いたします。
>

  

Posted by ニヘドン at 21:29Comments(0)

2012年02月18日

横浜の居留地が 21世紀に甦える!

2012年02月18日(土)
今日も TPAM でボランティア。
今迄の3回は KAAT神奈川芸術劇場が担当でした。
今日初めて YCC ( ヨコハマ創造都市センター ) 担当します。

朝09:00 から。
昨夜、またもや寝てしまい、ブログ更新していないので
やや気持ちは後ろ向きになりながら家を出ます。

集合時間より 15分早く着きました。
まだ入り口が開いていません。
(ToT)
今朝は又冷え込みが厳しかったですね。
冷蔵庫の電気コードを抜いて、中の食品を外に出しておいた方がよっぽど冷蔵効果が有ると言うものです。
昨夜の雨で濡れたアスファルトが氷点下に冷やされ、凍っていましたね。
危ないったらありゃしない。

寒さに震えながら、中に入れるのを待ち、控え室に荷物を置きました。
今日のプログラムをプリントアウトした物を、昨日の物と数ヶ所貼り替えました。

ディスカッションのイベントに来たお客さんにセルフサービスでコーヒーをお出しするのですが、
コーヒー・メーカーのペーパー・フィルターが在庫切れ。
「 ええ〜!? 昨日はあんなに有ったのに〜!」
スタッフの悲鳴を背中に聞きながらニヘドンはコンビニに買いに行きます。
最初に行ったローソンには無く、馬車道の Daily Yamazaki に有ったので試しに1つ買います。
試しにと言うのは、会場のコーヒー・メーカーは大きくて、
一般の家庭では使わないサイズ。
コンビニで売られているペーパー・フィルターは、2〜3杯程度の小さいサイズですからね。
大きいサイズのフィルターを販売している会社は土曜日曜は休業と言う Ouch な状況なんです。
でも、小さいフィルターを切り開いて重ねて使って、急場を凌ぎました。

そして、10:00 からのディスカッション
「 制作者のスキルとは何か、報酬は何に対して発生するのか 」の
受付嬢をしました。
入場無料、予約不要のイベントなので、
特に難しい仕事ではありません。
同時通訳器の貸し出しが有る位です。
が、一緒に担当したのが高校3年生の女子!
凄くしっかりしていてビックリ!!
もう彼女にお任せ。
彼女は 4 月から大学で映画製作を学ぶのだそうです。
ほへ〜。 18歳でもう自分の進路を決めているんだ…。

30分程受付をし、中に入ってディスカッションを聞いても良いとお許しを頂いたので、
中に入って聴講しました。

かなっくホールで市民レベルのアート・マネジメントを学ぶワークショップ
「 かなっくアートラボ 」を受講しているニヘドンに取っては、とても刺激的な時間でした。

日本では、欧米では考えられない異常な状況になっているんだそうです。
国内の公共ホールの数は 2,000 !!

え!? まさか、そんな事になっているなんて!!

今迄はお役所は箱の管理だけしていれば良かった。
なので、その中で何を行うかに関する知恵がまるで無いのが問題点なんだって。

ああ、成る程。
だから「 かなっくアートラボ 」みたいな存在が必要になって来るのか。
面倒臭いから市民にやらせろ〜、と言う訳ですな。

ニヘドンにしてみたら願ったりかなったりですよ。
もう半世紀もずっと「 お客さん 」をして来て、お客さんでいる事に飽きました。
少し、創り手のお手伝いがしてみたくなったのです。
だからボランティアなのです。
見る物聞く物、「 あんな物駄目だ。あん物面白くない。」と文句垂れ流しているだけの「 お客様 」へのアンチテーゼの意味合いも有ります。
「 一般大衆 」の群像が形骸化し、
黙って与えられる物を享受する時代は終わったのだと思います。

このディスカッション、ニヘドンに取って興味の尽きないテーマなので、
本当は最初から最後迄聞いてみたかったです!(ToT)

11:00 に他のスタッフと共に BANKart に移動。
ディレクターとパフォーマーのお見合いコーナー
「 Speed Networking 」の受付に座りました。

BANKart は、レトロな西洋建築の建物で、そこに世界各国の人々が集っています。
日本人の数よりも外国人の数の方が多いです。
高い天井の下で外国人達が思い思いに話し込んでいます。

受付の椅子に座って、そんな彼等を眺めていると、自分が何処の国に居るのか分からなくなります。
横浜の居留地は、こんな雰囲気だったのでしょうね。

目の前でフランス人男性がコーヒー・カップを手に立ち話をしています。
格好いいんですよね〜。
体型はメタボ。頭は、てっぺん禿げなんで、
決してルックスが良い訳ではない。
でも実に絵になっています。
こう言う格好良さを日本人も是非真似して欲しいなぁ。

こうして約2時間、
ニヘドンは 21 世紀に突如現れた横浜の居留地の空気を楽しんだのでした。

TPAM 最高!
ニヘドンのボランティアは、まだまだ続きますが、
先ずはここまで。

  

Posted by ニヘドン at 16:59Comments(0)

2012年02月14日

LA FRANCESCA ( ラ・フランチェスカ )のランチ


山口市の山口ザビエル記念聖堂への
上り坂の麓に、このレストランはありました。
すっごく素敵な佇まいのレストランです。
事前に調べた訳では無いのですが、
見た途端に吸い込まれて入っちゃいました。

¥1,575.-のランチを食べてみました。
写真は、Antipasto ( 前菜 )。
「 キノコとクリームチーズのリエット
  鴨の燻製と共に 」
リエットはペースト状で、見た目は
スイートポテトみたい。 ( 笑 )
添えのプチ・トマトとバルサミコソースが
添え以上の存在感で美味しいです。


2枚目の写真が
Primo Piatto ( パスタ )です。
「 秋茄子と小海老のぺペロンチーノ 
  アンチョビ風味 」。

茄子は、しっかりグリルされていて、
切り口に焼き色が付いています。
二へドン、こういう調理法が好きなんだよね。
美味い! 秋茄子、美味い!!

小海老は剥いてから時間を経てずに茹でた味です。
葱も美味いです。
フォークだけが供されます。
本場イタリアでは、( まあ地域にもよるだろうけど )
スパゲティを食べる時にスプーンは使わないと聞いた事があります。
La Francesca も本場の通りなんですね。

Pane ( パン )は2種類出て来ます。
・ 自家製ライ麦のプティパン
・ 本日焼き上げたフォカッチャ
  フォカッチャは 5cm X 5cm のサイズで、ぶ厚いです。
  あ、ちょっと待って! 二へドン、定規を持っているから計ってみましょう。
  わ~お! 厚さ 3cmも有りました!!

  二へドンは、レストランで使われている食器の裏を覗いて、食器のメーカー名を
  チェックする習癖が有るのですが、ここのパン皿は Tognana と書かれて
  いました。

デザートと、素敵なお庭の事は、別の記事に書きます。

***** 「 LA FRANCESCA ( ラ・フランチェスカ )のランチ 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 03:18Comments(0)グルメ

2012年02月10日

「 赤と黒 」後半

この記事は「 赤と黒 」前半の続きです。
ニヘドンが適当に真ん中辺で分けたんじゃないのよ。
映画館で休憩が入ったのよ。
長い映画だね。でも飽きない。
あっという間に終わってしまった感じです。

14:40 〜 後半の上映が始まります。

再びページを捲る映像の上にタイトル・ロール。
音楽は前半と同じ。

靴屋「 ソレル様の長靴を。」
靴を試着するユリアンに靴屋の主人は「 お似合いですよ。」とお愛想を言う。
客として来ていたクロワズノク侯爵がユリアンの靴を蹴り飛ばす。
ユリアンと侯爵は喧嘩になり、決闘と言う言葉まで口に出す。

ヴァレンス通り 46に行く所のユリアン。司教とユリアンは馬車に乗り、ラ・モール侯爵の屋敷を訪れる。
ラ・モール 「 シャツは何枚お持ちですか? 後 20枚、揃えなさい。」
ラ・モールはユリアンに乗馬や踊りを習わせようとする。
ラ・モール 「 毎日 05:30 には正装して夕食を。」
司教 「 この様な貴族無しには出世は望めないのだよ。」
嫌がるユリアンの目の前に、侯爵の娘が本を読みながら通り過ぎる。
背景に流れる音楽はモーツァルト風の軽いもの。

ユリアンはクロワズノク侯爵の館を訪ねる。
出て来たのは別人だった。
馬車の御者が、昨日ユリアンと靴屋で喧嘩をした男だった。
ユリアンは御者の男に掴みかかる。
侯爵は直ぐに男にクビを宣告する。
ユリアンと御者の男は2人で決闘に行く。

侯爵は、ユリアン・ソレルの怪我の見舞いに来る。
その時ユリアンはフェンシングの練習をしている所だった。
ユリアンはフェンシングを切り上げ、侯爵の前に現れる。
娘が、その場を丸く収める為に作り話をする。
マッキャベリの「 毒人参の種を蒔いて 」とか何とか。

ラ・モール侯爵 「 英国の印象は? 」
ユリアン 「 彼らは1時間毎に正気を失います。
ラ・モールはユリアンに勲章を授ける。

司教がユリアンを訪ねて来る。
司教はユリアンの勲章を見て言う。「 私の趣味ではない。」

楽隊の生演奏に合わせて正装の人々がワルツを踊る。
パーティー会場で女性にもてるユリアンを見て司教は腐れ顔。
司教 「 もう私の手には負えない。」
ラモール 「 7年後には司教になるよ。」

ユリアンはパリに亡命して来たアルタミラ伯爵と話をしている。
ラモール嬢 「 死刑はお金では買えないわ。」
ユリアンとラモール嬢は、人殺しのダントンの話をする。
会場でド・トリー男爵が卒中で倒れ、ちょっとした騒ぎになる。

ユリアンとアルタミラ伯爵は2人で話し続けている。
決闘やギロチンの話等。
そこへラ・モール嬢マチルドが話しに入って来る。
華やかな貴族の舞踏会のシーン。
つい Visconti の映像を思い出しました。
Visconti の映像に比べると映像的に明るく軽い感じでした。

黒いドレスを身に纏ったラ・モール嬢マチルドが階段を下りて来る。
マチルドはユリアンの部屋に入って来る。
マチルド 「 ラングドックへ?
父に行かせない様に頼みます。」
ユリアン 「 貴女のお遊びのお相手は出来ません。」
そこへラモール侯爵が入って来る。
ラモール侯爵がユリアンに話をしている間に、ラモール嬢は手紙を書く。
この日、ラモールの祖先が斬首されたので、娘は喪服を着るのだ。

ユリアンはラモール嬢マチルドが書いたメモを読む。
『 お話が有ります。今夜梯子で私の部屋へ。』
ユリアンのモノローグ 「 隣の家からも見えるだろうな。
             私を殺す為か?
            もし彼女が本気なら俺は臆病者に映るだろうな。
            だが、またと無い機会だ。
            それに彼女は綺麗だし。
             用心は必要だ。手紙を残しておこう。」

ユリアンはラ・モール嬢の兄の所へ行く。
ユリアンと兄はフェンシングの手合わせをする。
ユリアンの刀が飛ばされる。
兄 「 失礼した。」
ユリアン 「 Je vous en prie. ( ジュブザンプリ )。」

マチルドは部屋の鍵を締める。
そして窓辺に寄る。
下ではユリアンがウロウロしている。
鐘が鳴り終わると、ユリアンは梯子を取り出す。
ユリアンは胸にピストルを忍ばせ梯子を登って行き、マチルドの部屋に入る。
マチルド 「 躊躇っていたわね。」
ユリアンはマチルドを抱こうとして拒否られる。
マチルド 「 梯子を下ろして。」
そしてマチルドはユリアンに引き出しから取り出したロープを渡す。
ユリアンは梯子の上の段にロープを結び付け梯子を下ろす。

ユリアンはマチルドの指示でロープも投げる。
ユリアンが入って来たのはマチルドの母親の部屋。
ユリアンはベッドの下を調べる。
ユリアンはマチルドの手の甲にキスをする。
マチルドはユリアンの胸にしな垂れ掛かる。
マチルド「 とても男らしいわ。」

翌朝、ユリアンは仕事部屋でマチルドを呼ぶ。
マチルドは無言で余所余所しい態度で本を取って部屋を出て行く。
キレるユリアン。
ユリアンは階段を上がるマチルドを追い掛ける。
ユリアン「 もう愛してないのか? 」
マチルド「 行きずりの人に身は任せません。」
ユリアンはマチルドの首筋に剣をかざす。
ユリアンはマチルドが階段に散らばした本を拾って手渡す。
ユリアン 「 2度とお話もしますまい。」
笑いながら部屋に戻るマチルド。
ユリアンが部屋に戻ると、ラ・モール侯爵が来ていた。

ユリアンが万が一の為に書いた手紙をラ・モール侯爵に読まれてしまう!
ラ・モール 「 これは何だね? 」
ユリアン 「 僕には取り得も無いし、身分だって低いし、よし死のう。
        いや、梯子で上ろう。」

マチルドが自室でキャンドルを灯していると、窓の外に梯子の頭が見えた。
マチルドは後ずさりする。
ユリアンが窓からひらりと入って来る。
マチルド 「 貴方なのね。」
マチルドはユリアンに走り寄って抱き付く。
マチルド 「 貴方は私の主人だわ。反抗したりしてごめんなさい。」
ユリアンは胸の内で呟く。 「 ここで少し冷たくしなければ。 冷たくし過ぎないように。」

朝、部屋がノックされる。
女中 「 6時のミサですよ。」
マチルド 「 手伝いはいいわ。」
マチルドは自分の髪の毛を一房切ってユリアンにあげる。
マチルドは大胆に左側の髪をハサミで切り取ってしまう。

ユリアン 「 君のお父さんが僕を追い出すよ。 詰まらない生活でもいいのか? 」
マチルド 「 もし革命が有れば。」
ユリアン 「 革命なんか起こらないよ。」

ラ・モール侯爵はユリアンに怒りをぶつける。
ユリアン 「 私は若いし、天使じゃありません。」
ラ・モール 「 目を掛けてやったのに、君が悪い! 殺させる! こう、させてやる! 」

ユリアンは羽根ペンでなにやら書き始める。
マチルド 「 彼が殺されたら、私も生きていません。 私達、良識が有りますわ。」
ラ・モール侯爵はユリアンを中尉にして田舎に送る。

ラ・モール「 娘はやらんぞ!」
マチルド 「 あげたわ。」
ラ・モール「 下品な事を!」

マチルドは黒衣に身を包み教会にやって来る。
彼女は告解師に手紙を渡す。
告解師は、その手紙をキャンドルで燃やしてしまう。
告解師 「 これは駄目です。 貴女はまだ真実を書いていない。」
告解師はマチルドを奥の部屋に通し、椅子に座らせる。
彼は羽根ペンを削りマチルドに手渡す。
告解師が口述する事をマチルドに書き取らせる。
この告解師は、ユリアンであった。

中尉となったユリアンは新しい赤い軍服の仮縫いをする。
馬車が着き、マチルドが下りて来る。
ユリアンのモノローグ 「 あの自惚れを愛させたのだ。
                これで俺の物語も終わりだ。」

マチルドはルイーズの手紙を見て激怒する。
手紙にはこう書かれてあった。「 彼の野心は財産を手に入れる事なのです。」

教会に居るルイーズにユリアンが近寄る。
ユリアンはルイーズに向けてピストルを撃つ。
満足そうな表情を浮かべるユリアン。 倒れるルイーズ。
教会に礼拝に来ていた人々は雪崩うつ様に外へ逃げ出して行く。

ルイーズと彼女の家族は馬車の中から裁判の結果を見る。
ユリアンは23歳。 ( えー!? 若いっ!! )
ルイーズは、自分は撃たれこそすれ、助かったのに、ユリアンが死刑だった事にショックを受け
夫と子供を忘れて、その場に立ち尽くす。
夫は馬車を走らせる。

牢屋にルイーズが来て、明日ユリアンに面会が出来るか確認に来る。
大きなバスケットに差し入れを持って。
ユリアンに告解師吏になる話を説得に来たシェリ司教もユリアンを説得し切れなかった。
ルイーズ「 私に説得させて下さい。」
本来、許可証が無ければ面会は出来ないが、司教の口添えでルイーズはユリアンの独房へ入る。
司教 「 待っていよう。」
誰かが独房の中で歌を歌っている。

ユリアンはベッドに寝ていた。
ルイーズは幸福そうな顔でユリアンに近付く。
ルイーズはユリアンの手の甲に頬を押し付ける。
ユリアンは起きる。
ユリアン「 死ぬ前に貴女に会えるとは。」
獄吏はパンを千切って、中に何か入っていないか調べる。

ルイーズ「 教えて。 私は信心深いのに、また罪を重ねる。
       愛しか無い。 愛以上よ。
       貴方が看守を殺せと言えば、私は殺します。
       貴方を助ける為なら1,000回死んでもいいわ。」
ユリアンとルイーズの2人は抱き合い、キスをする。
ルイーズ「 一緒に死にたいわ。」
ユリアン「 死ぬ? 何を言っているんだ。 1月は何も起こらないよ。
       残りの命有る日々を、人々は死んだと思っている。
       神も人間も手を出せない。」

鉄格子の向こうは雨。
後ろ手に紐を掛けられたユリアンが外に出て行く。
小太鼓の音が轟く。

スーパーの文字が流れる。
「 レナール夫人( ルイーズ )は約束を守った。
  だがユリアンの死後3日で彼女はこの世を去った。」

翻訳 : 菊地浩司
映画終了時刻 : 16:07

***************************

桑原武夫 & 生島遼一 訳の小説「 赤と黒」 」から引用して補足説明をしておきます。

レナール婦人の約束とは、
「 ジュリアンはレナール夫人には、夫人がマチルドの生む子供の世話をするために
  生きながらえる、ということを承知させた。」

小説のラストはこう結ばれています。
「 レナール夫人は約束を忠実にまもった。
  すすんで自分の命をちぢめようなどとはけっしてしなかった。
  けれども、ジュリアンの死後三日目に、夫人は自分の子供たちを抱きながら
  この世を去った。」

***** 「 「 赤と黒 」後半 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 21:42Comments(0)映画

2012年02月09日

「 肉体の叛乱 」

行って来ました!
山口県まで!!
土方巽が映っているの映像作品を
見る為に!!

写真は書籍
「 土方巽の舞踏 
  肉体のシュルレアリスム
  身体のオントロジー 」
慶応義塾大学出版会より。

**************

映像で見る世界のダンス
vol.2 「特集 土方巽」
日付/時間 : 2011-09-23(金・祝)-
            2011-09-25(日)
場所 : 山口情報芸術センター( YCAM ) スタジオC
料金 : 料金:700円 
     【全作品券】一般1,500円
     any会員・特別割引・25歳以下1,200円

9月23日(金・祝)
13:30「夏の嵐 燔犧大踏鑑」
 15:30 「肉体の叛乱」「疱瘡譚」
 19:00 「陽物神譚」
9月24日(土)
10:30「肉体の叛乱」「疱瘡譚」
 13:35 レクチャー「土方巽ー言葉と身体」
     講師:安藤礼二
 14:40「陽物神譚」
 15:50 トークイベント
     「人間土方巽(カマイタチの跋扈)」
     ゲスト:麿赤兒
 17:00 「夏の嵐 燔犧大踏鑑」
9月25日(日)
13:30「陽物神譚」/15:00 「夏の嵐 燔犧大踏鑑」/17:00 「肉体の叛乱」「疱瘡譚」
※レクチャー、トークイベントへのご入場には、本特別上映会のチケット、またはチケットの半券が必要です。
*全作品券を、電話/窓口にて予約、販売しております。
※チケット発売:8月6日(土)
電話/窓口:山口市文化振興財団チケットインフォメーション(YCAM内)
083-920-6111(10:00-19:00 ※火曜休館・祝日の場合は翌日)

******************************

14:11 カフェレストラン「 セーヌ・ド・パリ 」でランチ・バイキングを堪能した
      二へドンはレストランを出ます。
      → http://nihedon.hama1.jp/e933953.html
14:30 ホテルプラザ寿に到着。
      チェックインの時間は15:00なのですが、30分も早いのに
      もうお部屋に入れてくれました。
      ありがとうございます!!
14:40 ホテルを出て、徒歩で YCAM へ。
      思ったよりも遠かったです。 地面は起伏が無く真っ平らなので、
      山ばかりの横浜よりはよっぽど歩き易かったですが。
14:55 YCAM 到着。
      全作品券 ¥1,500.-を購入。
      ( 4本見れて、このお値段は泣ける!)
      チケット購入は、1階ではなく、会場の2階のスタジオCの係員にお金を払います。
      1回券のみの場合は、1枚700円でスタジオCの前に設置してある
      小さな券売機で購入します。
15:00 上映会場 スタジオCの中に入る。

鑑賞日 : 2011年09月23日(金・祝)
時間 : 15:30
タイトル :  「肉体の叛乱」
製作年 : 1968年
上映時間 : 13分
映像 : 白黒映画

*************************

どこかの駅。 菊の花。 荷車に乗るキリストの様な風体の土方巽。
音がズタズタに切断されていて聞くに堪えない。

複数の男達が担ぐベビーベッドの上で土方巽が起き上がり
立って長い髪を下ろし白衣を脱ぐ。
ロープを口で咥える。
直立したおちんこケースに度肝を抜かれる。face08
あ、そんなお下劣な名前で呼んだら駄目なのかしら?
書籍「 土方巽の舞踏 肉体のシュルレアリスム身体のオントロジー 」
( 慶応義塾大学出版会 )によると、写真のキャプチュアには
「 模造男根 」と言う言葉が使われています。
うーん。 どっちもどっちだよなあ。
因みに、この珍品を製作したのは土井典さんだそうです。

土方巽は身体をうにゅう~、うにゅ~と揺らします。
上には脚を縛られたニワトリがぶら下がっています。
このシーンではドヴォルザークの交響曲第4楽章が使われているのですが、
いつもコンサート・ホールで聞くオーケストラの曲と同じとは思えなかったです。

ガラリと雰囲気が変わり、土方巽は肩にバラの花のモチーフの付いたロングドレスを着て
裾をめくりながら踊ります。
スカートの部分を取り外し、新体操よろしく身体を動かし、
最後は足と手をロープで滑車に吊り、客席の頭の上を移動します!!

再び、荷車の様な質素な輿の上に立ち、口に大きな魚を咥えます。
客席から沢山の花束が投げられます。

終わり。

****************************

短い! 短過ぎるよ!!
でも、二へドンが見た土方巽の映像はこれが2本目だったので、水を吸い込む砂の様に
土方巽を堪能しました。
( 最初に見た土方巽の映像はイメージフォーラムの夏期プログラム
  「 フィルム・ヒストリー 」で見た 細江英公の「 へそと原爆 」( 1960年 )でした。)

***** 「 肉体の叛乱 」 ・ 完 *****

  


Posted by ニヘドン at 11:07Comments(0)映画

2012年02月09日

山口線の短い旅

山口線の写真を撮った筈なのに、どこにもデータが見当たらない。 とほほ。
なので、山口線の写真の代わりに、こんなのを貼り付けておきますわ。

       ∧ ∧   ∧ ∧  ∧ ∧    ∧ ∧
        (‘ω‘* ) (*‘ω‘* )  ( *‘ω‘)   (;><)
       | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□(  O
  ε≡  ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄  . ̄◎ ̄  .◎-ヽJ┴◎ キコキコ


ちょっとズレている所が何だかなあ・・・・・。

では、山口線の旅を書いてみましょう!
乗車日 : 2011年09月23日(金)

12;16 新山口駅。山口線の列車が入選したので、早速乗り込む。
      駅のホームに置かれた自動販売機の飲み物は東京と全く一緒で
      ローカルなご当地ドリンクが全く無いのは残念だった。

12:26 新山口駅を発車。

12:28 周防下郷 ( すおうしもごう )。
      田舎の風情溢れる住宅街。 新しい2階建てアパートも目に着く。
      山口線は単線のディーゼル運転なので、時折煙が車窓を過ぎります。

12:31 上郷 ( かみごう )。
      右手に水を満々と湛えた川。
      川の名前が分からなかったけれども、旅を終えてから調べてみたら、
      恐らく椹野川(ふしのがわ)と思われます。
      線路沿いにお好み焼きのお店「 まいまい 」を発見!
      「 持ち帰り出来ます 」との看板。 きゃぴ! ホームまで売りに来て欲しい!!

12:34 仁保津 ( にほづ )
      水田、あぜ道に彼岸花の風景。
      ああ、あっちにもこっちにも彼岸花が列になって咲いている。
      まだ刈り取っていない稲は重たそうに穂を垂れている。

12:38 大歳 ( おおとし )
      キバナコスモスの群生が風に揺れている。
      左手に日産プリンスサービス山口工場の建物。
      再び川を渡る。

12:41 矢原 ( やはら )
      
12:44 湯田温泉 ( ゆだおんせん ) 到着。
      駅前のメインストリートも、割と細くて、本当にこの道で良いのだろうかと
      不安になりつつ、ホテルニュータナカを目指す。

12:56 ホテルニュータナカに到着。
      このホテルの1階にある「 カフェレストラン セーヌ・ド・パリ 」の
      ¥1,400.-のランチバイキングは絶対にお勧め!!
      → http://nihedon.hama1.jp/e933953.html

広島から新山口までの鉄道の旅は3時間も掛かったので、
この山口線の旅は、あっけなく終わってしまった様に感じました。

JR 山陽本線の旅・前編 → http://nihedon.hama1.jp/e927201.html
JR 山陽本線の旅・後編 → http://cinemamusicgroumet.hama1.jp/e943259.html

***** 「 山口線の短い旅 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 00:40Comments(0)鉄路の旅

2012年02月08日

無意識の誤字脱字。

2012年02月08日(水)
ニヘドンは心理学を専門に勉強した訳ではありませんが、
今迄の生活の中で「 これは、こういう事に違いない。」と信じている事がいくつか有ります。
その1つが
「 うっかり間違えた事は、実は潜在意識がそうさせたのだ。」と言う事です。

ニヘドンは毎日ブログ記事を書いていて
変換ミスを頻繁に犯します。
以前は、間違えた自分を恥ずかしいと思って、ミスに気付いた直後に、こっそり直していました。

でも最近は、その変換ミスに自分の本当の気持ちが現れていると思うのです。

先日、mixi で高井つよし氏の事を
「 漂白のロック・シンガー 高井つよし 」と書きました。
ニヘドンはその時には自分の変換ミスには全く気が付いていませんでした。
翌日、高井つよし氏ご本人から「 漂泊 」である旨のコメントが付きました。

はい。申し訳ありませんでした。
でも、これに対しては、ニヘドンは容易に自分の潜在意識に潜むある考えに思い至りました。

高井氏には「 漂白 」と言う言葉がぴったりなのです。

01月28日(土)に碑文谷アピア 40 にてライヴ 「 碑文谷事変 」が行われました。
  

Posted by ニヘドン at 23:37Comments(0)

2012年02月08日

Papermoon Puppet Theater のお手伝い

2012年02月08日(水)
今日は「 黄金町アーティスト・
イン・レジデンス 」のボランティアの日でした。
具体的に何をやるのかは、
蓋を開けてからのお楽しみです。

黄金町アーティスト・イン・レジデンスの関係で来るのは、これで3回目です。
1回目 : 01月22日(日)
キックオフ・ミーティング
2回目 : 02月01日(水)
アーティストへのインタビューを一緒に聞く。

そして3回目の今日は、何と
インドネシアからのアーティスト夫婦のユニット
Papermoon Puppet Theater のお手伝いをする事になりました。

何と! 紙粘土で作った人形に、糊で和紙を貼り付けて行く作業です。
わなわなわなわな…。
まさか、そんな大事な作業に、何処の馬の骨とも知れぬニヘドンにやらせてくれるなんて!!

下手の横好きで手芸をするのが趣味のニヘドンに取って、
こんな楽しい事はありません。
色のグラデーションやら、模様の配置等、凄く楽しみました。
ボランティアの時間は 13:00 〜 16:00 の3時間。
ニヘドンは3体の人形に紙貼りを行ないました。

1体に1時間を掛けるなんて、遅過ぎるね。

この Papermoon Puppet Theater は1組の夫婦のユニットです。
旦那さんがイワンで、木工関係を担当。
奥さんがリアで、人形関係を担当。
ニヘドンはリアと、もう1人の日本人ボランティアのマリちゃんと一緒に3人で紙貼りをしました。

リアはお喋りで、製作中もあれこれ井戸端会議をしています。
こんな経験をするなんて美味し過ぎです!
アーティストって、仕事現場ではもっと神経質で、他人には自分の作品は触らせないのかと思っていました。
ところが。ところが!!
作品を作らせてくれちゃう!!

この黄金町のプロジェクトは、数年前迄黄金町に蔓延っていた売春窟を当時の中田市長が追い出しにかかりました。
そして大量に出来た空き家を「 アート 」の場にしようと言う試みです。

Papermoon Puppet Theater の製作場所は、古い木造家屋の2階です。
各部屋の壁と天井を取り去ってしまって、広いフロアーにしています。
ここは今は製作現場ですが、
2012年02月12日(日)〜 2012年02月26日(日)の
「 Artist In Residence Exhibition
LIVING ROOM 」の展示スペースになるのです。

家屋の2階部分の展示スペースですから、通常の美術館では考えられない面白い試みが随所に施されています。
柱に穴を開けて、木のお匙で作ったオブジェを差し込んでいたり、壁をめくって人形を覗かせていたり。
触って動かして遊べる仕掛けも沢山有ります。

「 That's amazing !
We can't touch anything in the museums. 」
「 Yeah, can't touch ANYTHING in the museums. 」

作業の途中で、イワンが 「 Smoking Time ! 」と外へ出て行きました。
ところが日本人アーティストの井出賢嗣( いで けんじ )とお喋りを始めました。
外の話し声や音がよく聞こえるのです。
なかなか帰って来ず、イワンのスモーキング・タイムは1時間の長きに渡ったでしょうか?
実はニヘドンは自分の製作に夢中で、時計を見る事すら忘れていたのですが。

しばらくすると、ソフィーの関係者だと言うフランス人3人が事務局スタッフに案内されて上がって来ました。
( ソフィーって誰だか知らんが。)

リアが早速リア節を披露。
英語マシンガンをぶっ放します。
フランス人3人が実に見事に英語を話すのでビックリしました。
20世紀は英語を喋れても決して外国人に英語を話さない事で悪名高い( ? ) フランス人だったのですがね。

男の子は京都に住んでいるそうで、アーティスト・イン・レジデンスのシステムについて仔細にリアに聞き質していました。

黄金町アーティスト・イン・レジデンスの良い所は、アーティストも事務局スタッフもボランティアも皆フレンドリーで「 何かをしよう!」と言う静かな闘志を胸に秘めている事です。
実に刺激的です。
アーティスト達がお互いの作風にリスペクトを見せているのにも感じ入りました。
そう言えば昔、ちんけなミュージシャンが他の演奏家をこきおろしているのを聞いて居心地悪かった事があったなぁ。
こきおろす仕事は評論家に任せておけばいいのに。

つまりニヘドンが言いたいのは、黄金町アーティスト・イン・レジデンスは、関係者みんながハッピーになれるイベントだと言う事です。

会期中は無休で無料で作品を公開しています。
心より皆さんのお越しをお待ちしております。

Artist In Residence Exhibition
「 LIVING ROOM 」

日時 : 2012年02月12日(日) 〜 2012年02月26日(日)
     11:00 ~ 19:00
会場 : 黄金町エリアマネジメントセンター
( 八番館、高架下新スタジオ Site A Gallery )
料金 : 入場無料

4人のアーティストが黄金町に住みながら製作した作品を、どうぞ見に来て下さいね。

***** 「 Papermoon Puppet Theater のお手伝い 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 22:06Comments(0)ボランティア

2012年02月07日

新潟県六日町「 越路荘 」の朝ごはん

2011年11月20日(日)

うわあ!美味しそう!
これは何処のホテルの
朝食バイキングなのかしら?
新潟県六日町の
「 越路荘 」( こしじそう )の朝食です。
バイキングだと、ついつい目移りして
余分に取ってしまうものですが、
その点、二へドンは大丈夫です。
自分で取った物は、必ず最後迄食べ切ります。

日本人の、いい年をしたおじちゃん、
おばちゃん達が、
お皿に山盛り取って来て、大量に残す姿を見て
しまうのが、残念でなりません。
「 ご飯は残さずに食べる 」と言う教育を受けて
来た年代の筈なんですがねえ・・・・・。
教育は貧乏根性に勝てないという事なんでしょうかねえ。

バッチリとメイクした一見美人の30代の女性が、ヴィトンのミニ・ポーチなんて肩から提げて、
きれいにネイル・アートをした手で、賽の河原の石積みよろしく、うず高く食べ物を
積み上げているのを見ると、ぎょっとしちゃいますよ。
この人にとって、美的センスとは何ぞや? 
メイクとブランド品だけが、美しさなんだろうか?
マナーとか、立ち居振る舞いとか、心とか、全部ひっくるめた美しさは追求しないのだろうか?
きっと、とても信仰心の篤い人で、ついついバイキング・コーナーでも積み上げちゃうんだろうな。

さて、二へドンは写真の食べ物を1つ残らず自分の胃袋に収めました。
列挙します。
☆ 白いご飯
☆ あさりのお味噌汁
☆ サラダ ( 玉ねぎ、コーン、ハム、ブロッコリー、プチトマト )
☆ クリームシチュー ( 鶏肉、じゃがいも、人参 )
☆ たらこ
☆ 蕎麦
☆ オクラ烏賊
☆ 煮物 ( かぼちゃ、大根、蓮根 )
☆ 茄子とピーマンの味噌煮込み
☆ ソーセージ
☆ 焼売
☆ 香の物 ( 大根 )
☆ もやし炒め
☆ ロールキャベツ

完食!! 朝から極楽な食事を楽しみました。

この宿には、杉劇リコーダーずの新潟遠征で宿泊をしました。
他のメンバー達も、たらふく食べてエネルギー満タンになった勢いで、
チェックアウトの時に暴走してロビーでゲリラライブをやってしまったのでした。
楽しかったなー。
また泊まりたいお宿です。
若おかみ、元気で頑張ってますか?
今頃は深い雪の中に埋もれているのだろうなあ・・・・。

***** 「 新潟県六日町「 越路荘 」の朝ごはん 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 20:43Comments(0)グルメ

2012年02月07日

傘多数が死亡の模様です。

2012年02月07日(火)
いや〜。未明から午前 09:00 頃迄、
横浜を駆け抜けた嵐は
一体何だったのでしょうね?
春一番にしては早過ぎますよね。

毎週火曜日は磯子スポーツセンターの
体操教室に行く日なので
出掛けました。
いきなり突風に煽られ
傘が片手で持てない状況だったので、
流石のニヘドンもビビり、
「 今日はもう駄目だ。
体操教室はサボった方が身の為だ。」
とUターンしました。
が、玄関の扉に手を伸ばしかけた
その時、考え直しました。
「 駄目だ。嵐に負けてはいけない。
花も嵐も踏み越えるのが
乙女の鉄則だ! 」

そうです。その昔、
息子ちゃんが小学生だった頃、台風が来た日がありました。
最近の小学校ではクラス名簿が配布されません。
個人情報保護なんですってよ。
ですから当然、緊急連絡網が存在しません。
台風が来たら休校と言う原則は知っていますが、
一応念の為に確認したい場合、これ非常に困るのですよ。

いつも通りに学校へ行かせようとするニヘドンに息子ちゃんは言いました。
「 ママ。昨日先生が朝台風が来たら学校は休みだって言ったよ。」
「 息子よ。何を言うか。
男の子が台風ごときで学校を休んではいけない。
行きなさい。行って学問を修めるのです。
息子よ。日本の夜明けは近いぞ!!」

息子ちゃんは渋々学校へ出掛け、その後
わんわん泣きながら戻って来ました。
「 ママ。誰も居なかったよ!
校長先生も居なかったよ!! 」
あ、やっぱり〜? 近頃の学校って根性無しなのね〜。
おほほほほ。

うん。こんなエピソードが頭の中でフラッシュバックしました。
息子を学校に行かせておいて、
自分が体操教室を休む訳には行かないわよね。

そこで、意を決して 駅迄の 30分の道を
やや前屈みの姿勢で傘がオチョボにならない様に歩きました。

京急電車はダイヤ通りに動いていました。

杉田駅で下り、磯子スポーツセンター迄の 15分の道のりを歩くと、無残に折れ曲がって道にうち捨てられているビニール傘を多数見ました。
ざっと数えて 10本以上の傘の残骸を目撃しました。
ニヘドンが通らなかった道にも同様に落ちているでしょうから、一体今朝だけで何本の傘が、その命を終えたのでしょうね?

人間が被害に遇うと、報道でその状況が伝えられますが、傘は何本折れても、決してニュースとして取り上げられないのですよね。
哀れだなぁ。

ニヘドンは縄文時代の人同様に、物には全て魂が宿っていると考えています。
折れたから道端に捨てられる傘…。
(´Д`) あんまりじゃないか。
姥捨てだって山の奥まで背負って行ってやるじゃないか。
折れた傘だって、せめてゴミ箱迄運んでやれよ。

しかし台風の後だって、こんなに傘の残骸が落ちてはいなかったよね?
今朝の強風はかなり激烈だったのでしょうねぇ…。

スポーツセンターの近くに、違法駐輪されている一画が有り、そこの自転車 100台以上が、
なぎ倒されていました。
もし、自転車に人間と同じ痛点があったら、
この場所は自転車達の呻き声で阿鼻叫喚の地獄絵だったでしょうね。

いやはや、早春の嵐は凄まじかったね。

***** 「 傘多数が死亡の模様です。 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 12:09Comments(2)天気

2012年02月06日

JR 山陽本線の旅 ・ 後編


あれ? おかしいなあ。 
もっと山陽本線の鉄道車両の
写真を撮ったような気がするんだけど・・・。
画像ファイルに全然無いや。

仕方が無いので、山口県・湯田温泉の
街中を、放浪した時に出会った
旧い木造の日本家屋の写真でも
付けておきましょうかね。

街中が全部、こんな建物だったら、
「 維新街道 」も名前だけじゃなく、
観光客誘致に一役買うと思うのですけれどもねえ・・・。

この記事は「 JR 山陽本線の旅・前編 」の続きです。
前編は、こちら →  http://nihedon.hama1.jp/e927201.html

10:12 20. 神代 ( こうじろ )
トンネル。又トンネル。トンネルを出ると海が広がる!
砂浜ではなく、岩場。
点在する漁船。
防波堤の上で釣りをする男衆の姿。

10:18 21. 大畠 ( おおばたけ )
ここはニヘドンがまだ乗った事の無い大島線の乗り換え駅なのです。
  いつか大島線に乗りに来る事が有るかしら?
  何て長閑な風景だろう。 海。 見渡す限りの海。
  刈り取った稲を干している稲架( はざ )が並ぶ。

10:22 22. 柳井港 ( やないみなと )
   大きい荷物を持った人々が下りて行き、逆に大きい荷物を持った人々が乗り込んで来る。
   「 ディスカウント・ドラッグ コスモス 」 「 Tecc. Land 」「 Max Value 」
   と、大きな商業施設が並ぶ。

10:25 23. 柳井 ( やない )
   うわあ! 大きな町だ!! この駅で大勢の人が下りて
   ( ロック姉ちゃんも下りて行った。) 大勢が乗って来た。
   「 カレーハウス CoCo一番屋 」は、ここにも有るのか。
   右側は水田が広がる。
   おお! 左手も水田だ!

10:31 24. 田布施 ( たぶせ )
   体操服姿の生徒が2人、下りて行った。
   チョコレート色の JA の建物が視界を塞ぐ。
   残念ながら海は見えない。 山と水田の風景だけが広がる。
   あっちでもこっちでも、稲の刈り入れの作業中。

10:36 25. 岩田 ( いわた )
   ドラッドヘアの女の子2人組が乗って来た。
   トンネル、トンネルと続き、ポッとトンネルから出ると、緑の山の中だった。
   また短いトンネル。 水田の風景。

10:41 26.  島田 ( しまた )
   「 2011 山口国体 」の幟が風にはためいている。
   水田。 小高い山の連なり。
   そんな自然の風景を、突然、人間の人工物が壊す。
   「 富士高圧 」 「 スーパードラッグ コスモス 」
   ここら辺の一軒家は坪数が大きい。 
   マンションが遠くに見える。

10:46 27.  光 ( ひかり )
   白いブラウスの女学生軍団が乗って来る。
   青い穏やかな海。 この美しい自然を楽しんでいたいが、女子高生がうるさい!!
   「 永岡鋼業 」「 日立鋼板工業 」。

10:51 28. 下松 ( くだまつ )
   駅周辺には高層マンションが数棟見えます。
   女子高生達は、下松駅前で待ち合わせとか言って、下りて行った。
   「 金井金属工業 」
   白い綿雲かがちらほらと水色の空に浮かぶ様が素敵!

10:56 29.  櫛ヶ浜 ( くしがはま )
   巨大な工場が迫る。 
   「 バス・トラックの日野自動車 」と車体に書いたマイクロバスが走って行く。
   巨大な工場は、無機質な要塞の様で、この降り注ぐ陽光とはそぐわない。

11:00 30. 徳山 ( とくやま )
   大きな市街地。 新幹線が停まるんだもんね。
   網棚の上の荷物を忘れて下りてしまったお姉ちゃんが、慌てて下ろしに来たよ。
   しかし、女子高生のお姉ちゃん、網棚に荷物を乗せる時に、
   土足のまま、座席の上に乗ったのを、二へドンは見逃さなかった!!
   Oh no! そんな山口の女子は、うちの息子ちゃんお嫁には、せんよー!!

   この駅で停車時間15分。 空腹に耐えかね奇跡的に鞄の底に転がっていた
   「 玄米ブラン ブルーベリー 」の2分の1パックを食べる。

11:15   徳山発。
   「 西部徳山生コンクリート 」。
   車掌は杉田さんであるとアナウンスが入る。 杉田さん、よろしくお願いします。( 笑 )
   「 コバレントマテリアル徳山 」。
   森と湖ならぬ、森と住宅地が広がります。

11:19 31. 新南陽 ( しんなんよう )
   遠くにアドバルーンが3つ、空に浮かんでいた。 
   アドバルーンなんて、最近の首都圏では見ないよね? 
   有るとしたら、住宅展示場くらいなもんだよね。
   「 大島運輸機工 」「 日本通運 平野倉庫 」 「 セブンイレブン 」
   「 保土ヶ谷化学 南陽工場 」

11:22 32. 福川 ( ふくがわ )
   小さな駅だが、駅前に大きな施設が有る。 何だろう?
   森。 水田では稲刈りの真っ最中。
   稲架( はざ ) には稲が干して有ります。
   線路沿いの山が高くなって来た。 登ったら汗だくになるだろうな。

   向かいの女子高生 達4人は全員寝てしまい、静かになった。
   ひと時の平安。( 笑 )
   海!と思ったら防波堤で見えなくなってしまった。
   次の駅迄やけに距離が長いんですけど…。
   列車はスピードを上げてトンネルの中も暴走している様に感じる。
   トンネルを出ると右手は崖。左手は海。
   又もやトンネルを通過。
   川を越す。係留してある漁船が数艘。
   古い日本家屋が連なる一帯に「 貸家 」の看板を見つける。
   この辺りの家賃は幾らなんだろうか?

11:34 33. 豊*海(  とのみ )  ごめんなさい。
   何故かhama1では、この駅名を漢字で書くと禁止ワード扱いになるのです。
   地元の人に対して凄い侮辱だよね。 変なサイトだ。
  駅名通り、海の風景が広がる。
  車内検札が有る。懐かしいね。
  田舎はまだやってるんだ。
  この車内検札の人件費をカットして運賃を安くして欲しいものだが。

11:40 34. 防府 ( ほうふ )
   めちゃくちゃデカい街だ。
   ニヘドンの地元の横浜市保土ヶ谷区よりデカい街だ。
  JK 達はコンビニのおにぎりやサンドイッチを食べ始めた。
   車内検札で4人共切符を見せていたのだ。 
     定期券を見せていなかったと言う事は遠征試合にでも行って来たのかな。

     「 白銀かまぼこ秋芳 」と言う工場の看板が見えた。
     モダンなデザインの家はあまり無く、昔ながらのどっしりとした日本家屋が多いエリア。
     干し柿が吊るしてある家もある。
     小さな神社で宮司が地面にしゃがんで儀式が進行中であった。
     その宮司の周囲に20人ばかりの人々が立っている。
     広がる水田。
     台風15号の被害らしきものは全く見受けられない。

11:48 35. 大道 ( だいどう )
   高川学園高等学校・中学校の敷地が、線路脇にどでんと広がる。
   でっけぇ~校舎にびっくり。
   一体幾ら授業料を取られるんだか。 つい保護者目線で校舎を眺めてしまいました。
   周囲は水田、水田、また水田。
   民家の数は、ぐぐっと減る。
   
   彼岸花の群生。 おお! もうそう言う時期か~。
   心の中で亡き母に手を合わせる。

11:51 36. 四辻 ( よつつじ )
   空に浮かぶ雲の量が増えて来た。
   空の半分がフカフカの白い雲で占められている。
   地上は相変わらず水田が広がっている。

11:58 37. 新山口 ( しんやまぐち )
   7番乗り場に到着。 ( 下りるのに「 乗り場 」って言うのも変ですけど。)
   
   次に乗り換える山口線は、12:26発。 1番線乗り場です。
   約45分の時間を利用して、お手洗いに行きます。
   途中下車して改札の外にも出てみました。
   改札口に隣接して蕎麦屋がありました。
   丁度昼時ですから、お店の中は大混雑。 
   女性店員が困った様な顔をしながらお蕎麦を茹でるのに追われていました。

   お店の端っこに駅弁を置いてあったので、買いました。
   「 長州さくら弁当 」 ¥950.-
   この駅弁の代金を払うのは、お蕎麦を茹でている人になので、すっごく待ちました。
   カウンター席で食べている人の後ろに列が出来る位の凄さなんですよ。
   そんなに有名なお蕎麦屋さんだったのかしら?
   今度は是非、賞味してみたいと思います。

   でもお昼時に行く人は、たっぷりと時間の余裕を持って行かないとね。
   では、山口線の模様は、別の記事に独立させて書きます。

***** 「 JR 山陽本線の旅 ・ 後編 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 18:06Comments(0)鉄路の旅

2012年02月05日

「 恋の罪 」

題名 : 恋の罪
監督 : 園子温
キャスト : 水野美紀
       冨樫真
       神楽坂恵

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最初から、わき道に逸れた事を書きますが、
信州ブロガー・ツアーで野沢温泉に滞在した時に
現地の方に質問をしました。
「 野沢温泉には映画館はありませんよね?
  もし、野沢温泉の住民が映画館で映画を見たい
  と思ったら、どこまで行くんですか? 」
すると、ちょっと考えた後、こういう答えが返って来ました。
「 長野市ですね。」
野沢温泉は、長野からJR・飯山線で1時間の距離です。

二へドンは映画館で映画を見るのが大好きな人なので、
いつでも映画館に行かれるという意味では、
首都圏在住で良かったと思ったのです。

2012年01月に再び個人的に野沢温泉を訪ねました。
その時に長野駅前のホテルに1泊し、
長野駅から善光寺までのエリアをくまなく歩きました。
そこで国内最古級の噂の有る映画館
「 長野松竹相生座・ 長野ロキシー 」の前を
偶然通りかかりました。
( 相生座は1892年( 明治25年 )に創立。
  芝居小屋の千歳座が前身です。)

中には入りませんでしたが、外に掲示されているポスターの中に
この「 恋の罪 」が有ったのでびっくりしました。
だって、首都圏でも、「 恋の罪 」を上映した映画館の数はそんなに多くないですよ。
長野県内は、映画館の数こそ少ないながら、名画を上映する映画館は、
首都圏と同じ位あると考えていいのだと思いました。
首都圏は、やたらとシネコンの数が多いだけなんですよ。 下らないなあ・・・・・・・・。



  

Posted by ニヘドン at 22:39Comments(0)映画