2013年05月20日

アピアが株を上げた夜

最近、アピアのブッキングが面白くなくて、ちょっとオカンムリのニヘドンなのでありました。
しかし、昨夜はアピアの株は上がった。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※
>5月19日(日)
>18時30分 開場
>19時 開演
>「1ペンスは1ポンドの100分の1」
>於 APIA 40
>¥1500+飲食代
>【出演】
>青木マリ
>高井つよし
>小林薫
>山本慎太郎 & ごとうはるか
>
>☆これまた豪華キャストでおおくりいたします!しかしながら、このタイトル…英国かぶれのおれへの挑発か?


※※※※※※※※※※※※※※※※※※

久々のアピアでの豪華キャストの日だと言うのに、ニヘドンは19:00迄西葛西で仕事。
高井つよし様の出番は20:10 なんだって。
ええ〜!?
ニヘドンは仕事場のチーフなので、何か事件が起これば、報告に手間取り、ライブにはどんどん間に合わなくなります。
チームの1人が初日に4時間遅刻すると言う大失態をしでかしているので、まさかチーフのあたしが直帰させてくれなんて言えません。
涙ちょちょ切れ状態。
そこへ追い討ちをかける様な言葉を浴びた。
「 仕事でライブに行かないなんて、それはファンじゃありませんから。」
ええ〜!?
だって、だって、収入が無ければライブチャージ払えないから、結局ライブに行かれなくなるじゃありませんか!
ニヘドンのちょちょ切れた涙は怒涛の大洪水となって堰を切った。

この日は結局こんな動きでアピアに突入!
19:05 業務終了。
   みんなで逆方向に歩いてしまい、戻る。(ToT)
   しかもボスに終了報告を忘れ、駅に着く迄ずっと電話で怒られたニヘドンなのであった。
   しょぼぼ〜ん。
   だって、だって、終了報告よりも高井つよし様の方が大事に決まってんぢゃん!
19:27 東京メトロ・東西線 西葛西駅に到着。
19:28 東西線・中野行きに乗車。
19:42 日本橋にて下車。
19:45 銀座線・渋谷行きに乗車。
20:04 渋谷駅にて下車。
20:11 東急東横線・各停 元町中華街行きに乗車。
20:20 学芸大学にて下車。
20:35 アピア 40に到着。
* チャージ 1,500円。
* ドリンク 500円。
つよし様の1曲目が進行中だった。
20:36〜21:15 つよし様ライブ観戦。


最悪の場合、アピアに到着したら、つよし様の演奏は終わっているかもしれない。
そんな悪夢の様な想像に苛まれながら、アピアにたどり着いたのです。
チャージとドリンク代を払う時に、レイク店長が言いました。
「 今、1曲目ですよ。」
最悪の想像ばかりして来たニヘドンに、このレイク店長の一言は、「 完全無欠じゃないけど、取り敢えず何とか間に合った!」と言う想いに、ぽっと温かい彩りを添えてくれました。
レイク店長、たまにはニヘドンに向かって、いい事言ってくれるじゃん。
レイク店長の株、赤丸急上昇です。
ぎゅい〜ん。

[ つよし様のセットリスト ]
1. Ball Mirror
2. Have A Nice Dream
3. 雨の匂い
4. Just for one day
5. La Javanaise
6. Adieu
7. Mirror Ball

※※※※※※※※※※※※※※※※※※

つよし様。凄かったよ。吠えまくってた。
元々高井つよしと言うアーティストは、その魂の咆哮が特徴だと人々から認識されている様ですが、先週の EL TOPITO から、随分と咆哮の度合いが激しくなったんですよ。
もう今迄ニヘドンが知っていた、つよぽんじゃないみたい。
いや、つよぽんなんて、おちゃらけた呼び名を使ったら、フィストが飛んで来そう。
ヒ〜。ヒ〜。ヒ〜。
野生と言う言葉ともまた違うんだよね。
言うなれば「 吼える愚連隊 」。
愚連隊なんて言葉は若い人にはピンと来ないかもしれませんが。

或いは、イギリスの造船ドックでレイオフされた労働者が、ゴミだらけの空き地で、酒瓶片手に臭い息を撒き散らしながら、卑猥なジョークを喚き散らしている感じです。

或いは「 今なら 30%増量中 」のジャン・バルジャンみたいな。
何が増量中かって?
オーラとか、押しの強さとか、言葉では表現し切れないけど、見る者をゾクゾクさせる、不思議なエッセンス。

もっと、つよぽんの甘い歌声を聞きたかったのだけれども、こういう高井つよしも、いいものです。

その次のステージを務めたのが青木マリ。
ニヘドンは彼女のステージを初めて体験しました。
素晴らしい!
何ともニヘドン好みのブロフェッショナル仕様のアーティストでした。
1曲目の冒頭の歌声を聞いただけで、その艶やかさに、「 ああ、この人は本物だ。」と思ったものです。
ニヘドンがアピアで体験した女性シンガーの中で、青木マリがダントツNo.1 ですね。
藤原愛ちゃんも捨てがたい魅力が有りますが、愛ちゃんはアングラ要素が強いので、よりメジャー感が有ると言う点で、青木マリ、最高ね。
今回ニヘドンは、山本慎太郎さんと、小林薫さんを聞き逃してしまったのが残念でした。
でも、高井つよし、青木マリのツーマン・ライブだったと思えば、充分に納得が行きます。
今日のライブこそ、
「 弾き語りの殿堂 」と言う言葉がぴったりだと思いました。
他は、弾き語りの電動こけしね。
自分だけ気持ち良ければ、それでいいのね? (∋_∈)

来月以降も、「 殿堂 」であり続けて欲しいわ。

***** 「 アピアが株を上げた夜 」 ・ 完 *****


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Posted by ニヘドン at 13:57│Comments(0)高井つよし様
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