2020年04月08日
「 雪國 」の碑。

中野屋で美味しい
「 天ざるそば 」を食べて、
「 駒子の湯 」でお風呂に
入って、大満足の二へドンは
東京に帰る為に新幹線の
越後湯沢駅を目指して
歩いて行きました。
仕事の後で、食事と入浴、
そして移動は全て徒歩
でしたので、かなり疲れて
おりました。
けれども、二へドンは
見てしまったのですねえ。
途中で公園が有るのを。
そしてその公園には
何やら大きな石碑が
有るのを。
「 あの石碑は何だろう? 」
「 すぐやる課 」所属の
二へドンは、気になったら
疲れていても即行動です!
その公園の名前は、「 主水( もんど )公園 」でした。
公園に着いた時刻は17:32でした。
夕日の逆光で、石碑の文字が見えなくて済みません。
よ~く目を凝らして見ると、読める部分もありますから、
視力検査の代わりに読んで見て下さい。(笑)
それは、「 雪國 」の碑でした。
主水公園は、そんなに広くは有りません。
小さな噴水と、花でいっぱいの花壇と、白いベンチが有るだけの、
何の変哲も無い公園です。
ここまでわざわざ見に来る観光客はいるのかしら?
この「 雪國の碑 」は、川端康成自筆による「 雪國 」の冒頭文が刻まれた文学碑です。
自筆って言うのが凄いですね。
原書は、湯沢町歴史民俗資料館「 雪国館 」で見る事が出来ます。
川端康成の直筆を目にする機会は、そうそう無いと思いますので、
じっくりと眺めてみました。
凄い達筆。 有名作家になると、直筆の石碑とか作られちゃうから、
字の練習もしておかないと大変ね。(笑)
文字の縦の線も、横の線も、非常にしっかりと書いてあります。
作家に有り勝ちな、殴り書きでもなく、他人に読まれる事を意識したかの様な美しい書体でした。
作家の原稿は、少なくとも出版社の編集者が目を通すのですが、
それでもどうやって判読したんだろう?と言う悪筆の作家もいますよね?
たかだか文学碑の1つに、二へドンは何だか感心してしまったのでした。
皆さんも、越後湯沢駅に行く事が有ったら、1度は見に行ってみて下さい。
駅から徒歩7~8分と言う距離です。
***** 「 「 雪國 」の碑。 」 ・ 完 *****
「 一乗谷朝倉氏遺跡 」から山を見た。
江戸時代の名プロデューサー蔦屋重三郎を追い掛ける!!
奈良井宿の高札場( こうさつば )。
流れ落ちる汗が目に入って幻が見える「 竹田城跡 」。
鹿島神宮の「 塚原卜伝の像 」。
「 明通寺 」( みょうつうじ )が心に沁みた。
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Posted by ニヘドン at 02:36│Comments(0)
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