2021年11月05日
奈良井宿の高札場( こうさつば )。

JR奈良井駅から約 1 km 続く江戸
情緒を色濃く残す奈良井宿の街並
みをずっと鎮神社の方向に歩いて
行きます。 途中、「 鍵の手
」と呼ばれるクランク状の所が1箇
所有りますが、そこ以外は真っ直
ぐ一本道の通りです。 そろそろ
ゴールの鎮神社だな、と言う手前
に、写真の高札場が見えて来ま
す。高札場とは、幕府や領主が決
めた法度( はっと )や掟書(
おきてがき )等を木の板札に書
き、人目を引く様に高く掲げてお
く場所の事です。
奈良井宿の高札場は、木曾名所
図会にも描かれています。絵で
は、鎮神社と高札の間は 18間、町
との間は 20間となっています。
江戸時代の五街道、及びそれに
付属する街道の宿駅と街道沿いの
様子を 71巻にも亘って書き上げた
「 宿村大概帳 ( しゅくそんたいがいちょう )」には、
「 高 1丈 3尺、 長 1丈 6尺、 横 7尺 」と記載されてあり、
現在は、その様に復元されています。
この高札場は明治の初め頃まで使われていましたが、宿場制度が無くなると同時に、
その役割を終え、撤去されました。 その後、宿場の町並み整備が進む中、
昭和 48年に復元されました。
現在の高札場は、ある程度古くなった所為か、古い町並みにしっくり馴染み、
江戸の当時に思いを馳せる事が出来ます。
何が書かれているのか、近くに顔を寄せて見たかったのですが、高札の周囲に木の柵が
巡らされており、目の悪い二へドンには読めませんでした。
*****「 奈良井宿の高札場( こうさつば )。 」 ・ 完 *****
「 一乗谷朝倉氏遺跡 」から山を見た。
江戸時代の名プロデューサー蔦屋重三郎を追い掛ける!!
流れ落ちる汗が目に入って幻が見える「 竹田城跡 」。
鹿島神宮の「 塚原卜伝の像 」。
「 雪國 」の碑。
「 明通寺 」( みょうつうじ )が心に沁みた。
江戸時代の名プロデューサー蔦屋重三郎を追い掛ける!!
流れ落ちる汗が目に入って幻が見える「 竹田城跡 」。
鹿島神宮の「 塚原卜伝の像 」。
「 雪國 」の碑。
「 明通寺 」( みょうつうじ )が心に沁みた。
Posted by ニヘドン at 14:12│Comments(0)
│歴史散歩
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