ドンドン日記・第２章

この記事は2008年12月28日に「　ドンドン日記　」にアップした
「　パリ、恋人たちの２日間　」・前半　の続きです。
前半はこちら　→　http://nihedon.hama1.jp/e78351.html

マリオンが、「　ただの友達　」と言うジャン・ルイが裸でチンチンに風船を３つ
付けて撮った写真を、ジャックが見つける。
実は、ジャックも同じ事をして写真を撮っていたのだ。
マリオン　「ただの偶然よ。」
会話の中で、マリオンが３５歳である事が明らかにされる。

２人がタクシーに乗ると、タクシーの運転手
がマリオンに
「　キャサリン・ゼタ・ジョーンズに似ている。」とお世辞を言う。
運転者はバックミラーからマリオンにウィンクを投げて寄越す。
２人はマリオンのパパの画廊に行く。
展示されているのは不道徳な絵ばかり。
「　お腹に赤ちゃんがいる男　」
「　Chicken sex 」　シュワルツネッガーだ。

画廊の外で、ジャックとマリオンの妹が話をしているのを、ちょっと気にして外に様子を見に
出て来るマリオン。
ジャックの恥ずかしい写真を、マリオンの家族が見ていた事実を知ったジャックが文句を言う。
ジャック　「　写真を家族に見せるなんて良くないよ。」
マリオン　「　今時、テロリストは襲わないわよ。　みんな幸福だから。」
１人の男がまとわりついて来る。

パーティーの時に横に座って話した男が、マチューが話し掛けて来る。
「 アメリカ人は平気だろうな。
敵対する国に直ぐ進攻しちゃう国だ。」
そこへマニュがやって来る。
マニュとマリオンは 15年前に付き合っていた過去が有る。
マニュ 「 マリオンは俺に抱かれてオーガズムを覚えたんだ。」

ジャックはマリオンに詰め寄る。
「 マニュとセックスしたそうだな。」
マリオン 「 あなたと会った時は33歳よ。バージンの筈が無いわ。」

マリオンの妹が仕事の話しをし出す。
「 トイレに行ってる間に子供が先生の椅子でおしっこをした。
Cut it off. Cut it off. 」

マニュ 「 We are brothers. 」
ジャック 「 アメリカでは “ Mine is mine. 俺のものに手を出すな。」

コンタクトレンズを落としたとしゃがんだマリオンは、
気持ちが悪いと言って、そのまま倒れてしまう。
医者を呼ぶ。
タクシーの中でアラブ人の運転手とマニュが口論となり、
お金を払わないで下りてしまう。
マニュ「　ソーセージ臭くて参った。　あんな奴カスだ。」
マリオン「　ケチで差別主義だわ。」　
汚い言葉をぶつけて喧嘩をするマリオン。

マリオンのママが洗濯をし、ジーンズにアイロンを掛ける。
体位の事で喧嘩をするジャックとマリオン。
「　Who wasn't　in the mood? 」
マリオン　「　猫と寝るわ。　彼の方が　sexy よ。　」

朝、ママが叫んでいる。　水道管が破裂したのだ。
「　消防署が直ぐ来るわ！」
消防士　「　消防署より配管工を呼ばないと。」
帰ろうとする消防士２人に「　僕も触わってもいいかな？　」と触わると嫌がる２人。

パパとマリオンとジャックの３人でパリ市内観光をする。
パパは歩道に乗り上げて駐車している車の列に傷を付けて歩く。
それを見て驚くジャック。
市場で、豚を丸ごと１匹置かれているのを見て、またもや驚くジャック。
解体される子豚を見てジャックはぼやく。
「　気分が悪い。　殺された動物の死体だらけ。」

１人で先に帰り、PCをやるジャック。
そこへママが来てジム・モリソンの話をする。
ママの告白によると、１９６９年にママはジム・モリソンと関係を持ったらしい。

ジャックはマリオンの携帯の着信記録を見て、つい中身を読んでしまう。
マチューからのメールだった。
「　僕に舐められるのが好きだろう。」
「　君は僕のサラミだ。」

ジャックとマリオンは２人でタクシーでお出かけをする。
マリオン「　今日は音楽の日なの。」
車の中で、浮かない顔のジャック。
ジャックはレストランに行っても食欲が無い。
マリオンは近くのテーブルの男に話し掛ける。
話の内容からすると、どうやらフィリピン旅行に行く為にマリオンを棄てた男らしい。
男「　君は僕のタイプじゃない。
　　　　現地には１２歳の妻がいた。　３０歳の女は問題外だ。
　　　　女や子供が身体を売るのは当然。」
ジャックは男に掴みかかり、レストランを追い出されてしまう。

ジャック「　君の行動は異常だ。　薬物で押さえるべきだろう。
　　　　　　　次々と元カレが登場する！」
それに対するマリオンの言い訳は、こんな感じ。
「　猫を預けた時に、携帯をパリに置いて行った。　その間に妹が付き合った。
　　メールは妹宛て。　」
ジャック「　フランスでは、軽くアナル・セックスが普通らしい。」

ジャックはファーストフード店へ行くが英語が通じない。
５．３０ユーロを支払う。　
ジャックは「　I hate Paris.　」と言いながらハンバーガーを受け取る。
ある男がジャックに「 Can I sit with you ？ 」と言って向かい側に座る。
それから男は英語で話し掛ける。
ジャック 「 恋人がやりマンだった。 満足しない女だ。」
ジャックの悩みを聞いてくれた男は、右手でジャックの左手を握る。

マチューが作った、マリオンがモデルのマネキンを真ん中にマリオンは、話す。
ひったくりと間違えられて警察に手錠を掛けられたり、
ルーブルへの道を嘘を教えた一団に出くわしたり、と言うエピソード。

夜、マリオンが家に帰ると、ジャックと４時間も話し合った。
マリオン「　２年付き合ったけど、お互い何も知らなかった。
　　　　　　　また１つ愛が消えた。　次に会う時は、ただの友達として。」

　break up （　別れ　）　break down　（　絶望　）
どんなに気に障る相手であっても、その人に居て欲しい。

最後にカフェで踊り抱き合う２人。
エンドロールのクレジットのサイドに棒人間のアニメが出て来て、超　cute
字幕　：　松浦美奈　　　　　　　　　　　
１３：４４　終映。

＊＊＊＊＊　「　「　パリ、恋人たちの２日間　」・後半　」　・　完　＊＊＊＊＊