ドンドン日記・第２章

2012年04月12日(木)
06:00 起床。
10:00 ホテルを出て、河原町の方へ
　　歩いている積もりだったのに、
　　全く正反対の方角に
　　歩いてしまっていました。
随分歩いてから、それに気付き、
　　今更戻るのも面倒なので、
　　そのまま嵐山か松尾まで
　　歩き切ってしまう事にしました。
ところが歩くと、
　　とてつもなく遠いのです。
同行者のごん太君が、疲れ切って真っ白い顔色をしています。
まずい！ 彼を倒れさせる訳には行きません。
どこかのお店でランチを、と、通りの両側を見ながら歩きます。
　　が、どんどん河原町の繁華街から遠去かっているせいか、
　　めぼしい飲食店に出くわしません。
居酒屋とかラーメン屋ばかりです。
ラーメンはねぇ…。
11:40 やっと１軒のカフェを発見！
梅津のバス停の真ん前のカフェで、
　　　名前を「 CAFE KAMIE 」と言います。
ホテルを出てから朝食も取らずに１時間40分も歩いてしまったのです。
これはもう、店を選り好みしている場合ではありません。

いい店です。
都会的な配色とデザインで、店内でゆっくりコーヒーを飲んでいる
常連客らしいお年寄り達は皆一様に富裕層みたいに見えます。
「　自分　」を表現した個性的なファッションに身を包み、
お店を演出しているのはインテリアではなくて、
お客だとでも言わんばかりです。

店内の規模は２０席位。
ガラス壁の入り口に近い所に８人掛けの大きなテーブルが１台
どーんと鎮座ましましています。

写真が二へドンが頼んだ日替わりランチ　￥８００．－です。
今日の日替わりは「　鮭のムニエル　」でした。
この鮭がデカイ！　ぶ厚い！！　
タルタルソースも、たっぷりと乗っています。
カフェのご飯は、見た目重視でボリュームに乏しく
食べた気がしないと言うのが、二へドンが常々
カフェに対して抱いている感想です。
ところが　Cafe Kamie　のランチは、定食屋もまっつぁおです。

付け合せは、サラダ菜、コーン、ひよこ豆等のビーンズ、
リボン形のマカロニのファルファーレ（　Farfalle　）です。
五穀米もお茶碗にいっぱい！！

玉ねぎの入ったコンソメスープも付いて来ます。
これ全部で、しかもボリュームで、８００円は納得！！
この店の近くには観光スポットは無いので、
一般の観光客はまず行かないカフェだと思いますが、
（　三菱自工の工場の向かい側なので、ビジネスマンが多いのかな？）
市バス１日券とか買って、時間の有る方は、是非行ってみて下さい！！

１００円プラスでドリンクを付けられると言うので、
ホット・コーヒーをお願いしました。
１４：３０までにご来店の方、ミニデザート付き♪　と表示されて
います。
バニラアイスでした！！

ごん太君は酒飲み人生まっしぐらなので、このカフェでも
「　いいちこ　」￥５００．－を頼みました。
ミニ・プレッツェル１個とキス・チョコ１個も、
おつまみとして付いて来ました。
こういうちょっとした心遣いが嬉しいカフェなのです。

ごん太君は、おつまみ代わりに二へドンの鮭のムニエルを
つまみましたが、鮭が大きい切り身だったから、
２人で分けて丁度良い感じでした。
つまり、２人の総支払い額は１，４００円。
１人頭７００円で、
１人はお腹いっぱいランチを食べられてハッピー。
もう１人は酒飲んで、おつまみもつまめてハッピー。
道に迷って疲れ果てた２人にはオアシスの様なカフェでした。

横浜に帰って来てから、Cafe Kamie　のホームページを開いてみて、
実はあの建物は、もっとよく見てくるべき建築だったと分かり、
全くそんな事に気が付かなかった二へドンは残念で仕方が
有りませんでした。

コマツハウジングが施行した建物で、しっくい壁の無添加住宅
リフォームで、空気の良い店だったんだそうです。
絵師・杉田扶実子が外壁と一部内装壁画を手掛けたのだとか。
ちぇー。　食べるのに夢中で、壁の絵なんか、まるで見て来なかったよ。
残念！！
いつかまた、リベンジしたいお店です。

[ SHOP DATA ]
店舗名　：　Cafe Kamie
住所　：　京都市右京区梅津南広町（　四条通り沿い　）
営業時間　：　07:00　～　19:00
　　　　　　　　07:00 ～11:00 モーニング
　　　　　　　　11:30　～　ランチメニュー＆ディナーメニュー
　　　　　　　（　14:30　までに入店するとミニデザートのサービス有り。）
定休日　：　火曜日
特記事項　：　無料　Wi-Fi　使用可

＊＊＊＊＊　「　Cafe Kamie　の日替わりランチ。」・　完　＊＊＊＊＊