2012年10月15日

モンテーニュ通りのカフェ ・ 後半

この記事は、「 モンテーニュ通りのカフェ ・ 前半 」の続きです。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e78480.html

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 [ キャスト ]

セシル・ド・フランス (Jessica)
ヴァレリー・ルメルシェ (Catherine Versen) 女優
アルベール・デュポンテル (Jean-Francois Lefort)  ピアニスト
クロード・ブラッスール (Jacques Grumberg)  資産家
クリストファー・トンプソン (Frederic Grumberg) 資産家の息子
ダニ (Claudie) 劇場の管理人
ラウラ・モランテ (Valentine Lefort)  ピアニストの妻
シュザンヌ・フロン (Madame Roux)  ジェシカの祖母
シドニー・ポラック (Brian Sobinski)  映画監督
ギヨーム・ガリエンヌ (Pascal)
アンヌリーズ・ヘスメ (Valerie) グランベールの愛人
フランソワ・ロラン (Marcel)
ミシェル・ヴュイエルモーズ (Felix)
フランソワーズ・レピーヌ (Magali Garrel)
ダニエル・ブノアン (Daniel

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グランベールの息子フレデリックはソルボンヌで仕事をしているが、「 でももう辞める。」
ジェシカは自分の身の上を語る。
ジェシカは4歳の頃、両親が死に、婚約者に逃げられ、助産学校では退学。

ピアニストのルフォールの妻「 新しく6年の契約にサインしたわ。」
ルフォール「 別れるのか?」
妻は黙ってその場を離れる。

ルフォールは、実は病院やホスピスで音楽を知らない人の為に弾きたいのだ。
ルフォール「 契約など、どうでもいい。 金など要らない。 湖の畔に2人で住もう。」

オークション会場に1人でやって来る息子フレデリック。
会場のソファには父のグランベール氏が1人で座っていた。
グランベールの携帯にカトリーヌから電話が来る。
息子フレデリックが恰好イイ! フランスのトム・クルーズ!?

レストランでカトリーヌと演出家が食事をしている。
2人は英語で話をしている。
昼メロ( ソープオペラ )で扱うボーヴォワールについての見解が全く違う。
カトリーヌ「 ボーヴォワールはただのやりマン。 サルトルがただ下手だったの。
        サルトルを愛していたから苦しんだの。」

ルフォール「 田舎で主婦暮らしは出来ないと、妻から三行半。」
ルフォールはドアを叩く。 向こう側はオークション会場。
資産家のグランベール、その息子のフレデリック、ピアニストのルフォールの3人で語り合う。

一方、管理人のクローディ、ジェシカ、女優のカトリーヌが3人で
クローディの部屋でマカロニを食べる。
( 映画の中でも皆、携帯電話を持っているのね。 時代の変遷を感じるわー。)

管理人クローディのイビキが凄くて、ジェシカは又、劇場へ行く。
フレデリックと、父親のグランベールが話をし、グランベールが車に乗った後、
フレデリックとジェシカはバッタリ出会う。
2人は連れ立ってオークション会場に行く。
( フランス語の中に「 アニメ 」と言う発音が出て来てビックリ! )
ジェシカにキスをしようとして、腰痛に襲われるフレデリック。

朝になり、カフェの準備の風景。
ピアニストのルフォールのコンサートの準備の風景。
カトリーヌの演劇の舞台の準備の風景。
と、それぞれの忙しい朝の風景が展開される。

ピアニストのルフォールは、管理人のクローディに花のプレゼントをする。
クローディ「 私はミュージシャンになりたかった。 でも才能が無くて。」

ジェシカは、カフェのマネージャーに、今日で辞めようと言い出す。
ジェシカ「 貴方はいつも冷たいし。」
マネージャー「 仕事中だからだ。」

コンサートホールで1つだけ空いている席をピアニストのルフォールは気にする。
演奏途中でルフォールの妻が入って来て、その空席に座り、ルフォールはそれに気付く。
夫の演奏を聴きながら、涙を浮かべる妻。
ルフォールは演奏の途中で、滅茶苦茶に弾いて、演奏をストップしてしまう。
ルフォール「 とても暑い。 皆さんは?」
ルフォールは燕尾服のジャケットを脱いで、肌着姿になってしまう。
ルフォール「 ずっと着心地が悪いと思っていました。
「 このまま演奏をさせて頂きます。 Sの2小節前から。」
妻は泣きながら席を立つ。

オークション会場にはフレデリックも参加し、どんどん値を釣り上げて行く。
しかし父親のグランベールは言う。「 出品を取り止めにした。」

演奏が終わってニッコリ笑うピアニストのルフォール。
会場はオールスタンディングの状態。

カトリーヌの舞台。
演出家「 君の斬新な考え方に感動した。 
      脚本にも参加してくれ。 2人で一緒に。」

ジェシカのお婆ちゃんが会いに来た。
ジェシカはお婆ちゃんをゴージャスなホテルに泊めてあげる。

ピアニストのルフォールは妻と抱き合う。

カフェで1人待つフレデリックの所へ行くジェシカ。
カフェのマネージャーは時計を見ながら、おかんむりの表情。

モノローグ「 恐れずに前に1歩踏み出す事が大切よ。
        私の人生は、それで花開いたのよ。」

パリの夜景の映像で終わるのだが、パリの街の灯が、想像以上に少なかったのにビックリ。

16:45 終映。

***** 「 モンテーニュ通りのカフェ ・ 後半 」 ・ 完 *****




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Posted by ニヘドン at 18:31│Comments(0)映画
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