ドンドン日記・第２章

２０１４年０１月０１日（水）に
「　ホテル浅草＆カプセル　」に
宿泊しました。
写真は、泊まった部屋の備品です。
今時、あんなアルミの急須で
ビックリしました。
普段でしたら、部屋全体の
雰囲気が分かる様な
写真を撮るのですが、
この部屋は恐ろしくて
幽霊が写ってしまいそうだったので
この写真を撮るのが精一杯でした。

二へドンは一般の人よりも多くホテルに宿泊します。
添乗員と云う仕事をしている所為もあります。
旅行が好きなのでプライベートで泊まる事も多々有ります。
ブロガーの取材で地方に出掛けて行く事も有ります。
都内に宿泊する場合は、添乗が連続で入っていて、横浜の自宅に帰るのがしんどい時に
よく自腹を切って利用します。
自腹を切るので、ネットで最安値の宿を探して利用します。
愛用しているのが、浅草のホテルニュー魚眠荘です。
女性専用のカプセル・フロアが有り、値上がりをした今でも
２，０００円～２，１００円で泊まれるのです。
疲れ切って、うっかり自宅までタクシーに乗ってしまう事を考えたら、泊まった方がお得なのです。

ところが２０１４年０１月０１日は、ホテルニュー魚眠荘がネットから姿を消しました。
どうも毎年、そうなのです。
１２月３０日～３１日まで白川郷のツアーに出かけ、０１月０１日～０２日まで再び白川郷のツアーに
行く二へドンは、どうしても都内に泊まりたかったのです。
ツアーの出発地が上野だったので、浅草なら近くて助かります。
しかし、元旦の安い宿泊は、急に探すのは無理です。　
せめて３ヶ月以上前から押さえておかないとね。
だって、元旦なんですから！！
諦めきれない二へドンが、それでもどうしても泊まりたくてやっと見つけたのが
「　ホテル浅草＆カプセル　」のシングル・ルームでした。
素泊まり１泊４，２００円。
ホテルニュー魚眠荘の２倍の料金です。
でも元旦料金ですから仕方ありません。
予約を入れました。

部屋に一歩足を踏み入れて、ギョッとしました。
このホテルが、二へドンが生涯の内で最低最悪のホテルでした。
何故ギョッとしたかと言いますと、壁に長さ１m程の長い姿見が掛けられていたのですが、
その３分の２程が曇ってしまっているのです。
お客を泊める部屋に、不吉な曇った鏡を置いて平気なホテルって一体・・・？
新しい鏡と交換するお金が無いのなら、せめてこの曇って使い物にならない鏡なんて撤去して欲しい。
気持ちが悪いだけです。
夜中に、この曇った鏡の中から何が出て来るのかと想像すると、二へドンは本当に恐ろしくなりました。
結局、ベッドに横になってみたものの、目を瞑ると鏡から何かが出て来そうで怖くて一睡も出来ませんでした。
眠れないなら、２４時間営業のファミレスにでも行けば良かった。
眠れないなら、自宅に帰って、寝ずにまたツアーの集合場所に行っても良かった。
４，２００円払った事が、大損になってしまいました。

それだけではありません。
洗面所には今時珍しい固形石けんが置かれていたのですが、その石けんには髪の毛が２本
貼り付いていました。
このホテルの衛生観念はどうなっているの！？
これで４２００円も取るのは詐欺です！！
デスクの上にも髪の毛が１本落ちていました。　酷いホテルです。
窓のカーテンをめくったら、さんの上に前の客が置いて行ったのであろうペットボトルの
水が置かれていました。
要するに、この部屋、掃除らしい掃除は一切されていないのです。
ベッド・リネンだけ交換したと言う感じ。　
じゅうたんには煙草の焼け焦げが２箇所。
危ないなあ。　ホテル・ニュージャパンみたいになったらどうするんだよ～。
お金を取って、こんな不衛生極まりない部屋に客を泊める感性のホテルですから、
防火設備なんて、ちゃんとしている訳ないだろうなあ。
これで４，２００円は、ボッタクリもいい所。
元旦に空き室が有るのも頷けます。
もう２度と行きません。

二へドンは海外も色々行って、韓国では１泊日本円で１，２００円位のボロ宿に泊まった事もあります。
TVを置く台がみかんのダンボール箱だったりしましたが、ホテル浅草＆カプセルみたいな
不衛生さは無かった。　曇った鏡も無かった。
アメリカで大学の寮に泊まった事も有ります。　ただ２段ベッドが幾つも並ぶ殺風景な部屋だったけれど
不快な思いは全く味わわなかった。
日本のあちこちのユースホステルも泊まり歩いたけれど、安いから納得出来る範囲でした。
やっぱり、どう贔屓目に見ても、
ホテル浅草＆カプセルは絶対に泊まってはいけない。
どんなに安くても、お金を払う価値は無し。
絶対に泊まってはいけない！！

＊＊＊＊＊　「「　人生で最悪の「　ホテル浅草＆カプセル　」　」　・　完　＊＊＊＊＊